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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「九月には帰らない」 麻倉未稀 1988年

2009-09-05 | ユーミンみゆき
80年代に、「フラッシュダンス」「ヒーロー」などの同時代の洋楽の日本語カヴァーで人気を博した美人シンガー。パンチの効いた歌声を聴くと、大映テレビの連続ドラマが懐かしく思い出される。

現時点でのラストシングルとなる、1992年作品。

①モノクローム キリンプレミアビールCMイメージソング
作詞:麻倉未稀、作曲:Michael Linn、編曲:戸塚修
こちらが1992年作。朗々と歌い上げるバラード作品。何かに似てるなあ、と思って何度か聴いたら分かった。ホイットニー・ヒューストンの「グレイテスト・ラブ・オブ・オール」似。

②九月には帰らない
作詞・作曲:松任谷由実、編曲:戸塚修
ユーミン結婚後初のアルバム『紅雀』(1978)の一曲目をカヴァー。アルバムのオープニングとしては極端に地味。しかし名曲!荒井“天才少女”時代の透明感を残しつつ、新たな“松任谷”ユーミンを打ち出した、この時期独得の気品を感じさせる作品だ。
麻倉ヴァージョンは、残念ながら駄カヴァー。さすがに「ヒーロー」よりはしっとり歌ってはいるが、歌唱・アレンジともに原曲のノーブルな雰囲気に遠く及ばない。厳しく言えば「ぶち壊し」の部類に入るかも。逆になんでこんなミスマッチな曲を選んだのか、興味がわいてくる。たぶん麻倉さん本人が好きだったんだろうね。ま、選曲の趣味のよさは買おう。
17thアルバム『エレガント・トーク』(1988)収録曲を、4年後のシングルカップリングに採用したみたい。もしかすると新録?

③④カラオケ

定価1100円、中古で100円。
露出オーバー気味な写真&左のフェイスラインを切ったトリミングが気になる。…ちょっと太った?

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4 コメント

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Unknown (amed-rec)
2009-09-07 00:31:14
今ではドラマどころかテレビさえ観なくなってしまった自分ですが大映テレビ制作のドラマは結構好きで観ていました。「不良少女」「スクールウォーズ」も良かったですが私的ベストとなると「乳姉妹」でしょうか。

麻倉未稀さんはその後ヌードになられたと記憶していますが「何故に貴女がヌード?」と思った事を覚えています。

あとヘンなメールが届いているかと思いますがご一読していただければ幸いです。
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メールありがとうございます (nakamura8cm)
2009-09-07 14:04:49
「乳姉妹」!渋いなあ(笑)
タイトルがAVみたいですよね~伊藤かずえはある意味大映ドラマの顔と言ってもよいでしょう。

麻倉未稀の写真集は意外に高額で取引されているようですね。「スゴイ体」らしい…いまひとつ興味が持てませんが(笑)

メールお返事しました。よろしくです。
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Unknown (Unknown)
2010-12-27 15:03:51
モノクローム=グレイテスト・ラブ・オブ・オール

盗作でしょう。
返信する
へへ (nakamura8cm)
2010-12-28 00:43:55
まあ、そうとも言います(笑)
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