失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「kakekomi」 グッドラックヘイワ 2007年

2016-01-24 | 
グッドラックヘイワ are; 野村卓史 (key) 、伊藤大地 (dr/口笛 )

なぜかオフィシャルのディスコグラフィに載っていないライブ盤8㎝シングル「kakekomi」(グッドラックヘイワ live at かけこみ亭 2006.03.06)

①roll slice
デビューアルバム収録曲。とぼけた味わいながら、タイトなリズムが徐々に熱を帯びてくる。

②guarachi guaro
ブレイクに口笛が少し。キャラバン的なキーボードのフレーズが入る。曲終わりのMCでマスター溝田氏の「そのとおり」の声が聴ける。

③tikoku
口笛を大フィーチャー。細野さんでいえばウォーリービーズぽい雰囲気。観客の掛け声、最後の熱狂的な拍手、ライブのハイライトだな。

クレジットなし。おそらく3曲ともふたりの共作だろう。キレのいいドラムと軽やかに転がるキーボード。元SAKEROCKのふたりの、息の合ったグルーヴが楽しい。

定価630円、中古で550円。
シングルタイトルの「kakekomi」はこのライブが行われた国立市「かけこみ亭」に由来。グッドラックヘイワのホームグラウンドといえるライブハウスで、内ジャケにはかけこみ亭マスター溝田幸氏の写真とコメント(だらだら語り)あり。


年末の紅白に出演した星野源のバンドは、
長岡亮介(G)、伊藤大地(Dr)、伊賀航(B)、石橋英子(Key)

ギターの長岡亮介(浮雲)は椎名林檎のステージにも登場し、紅白両軍出場を達成。「長く短い祭」のヴォーカルとして画面にクレジットも出た。


伊藤大地、野村卓史ともに星野源のヒットアルバム『YELLOW DANCER』(2015)に参加。伊藤大地は細野晴臣バンド、サンフジンズ(奥田民生、岸田繁とのトリオ)などでも活躍中。


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