失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「O! O! EXTA SI (Boom Boom Love) 」 dps 2000年

2011-05-23 | セクシー方面
1999年、伊秩弘将のプロデュースを離れたdeepsは、「dps」(読みはディープスのまま)へと改名。渋谷のコギャルを演じるには少々年齢的にキツくなってきたか、ケバい方向へとシフトチェンジしてきた。2000年元旦リリースの、おめでたい10thシングル。

①O! O! EXTA SI (Boom Boom Love)
作詞:BANANA ICE、作曲:D.M.F. 編曲:PHIL HARDING, IAN CURNOW and DAVID FORD
アゲアゲのイケイケ。ひたすらアッパーに押しまくる、デジタルサンバ。フットボール・アンセムとして有名な「Samba de Janeiro」に匹敵するアゲ度だな。アレンジに名を連ねるのは、バナナラマやカイリーとの仕事でヒットを飛ばしたPWL系の方々で、バクトラックの厚みはさすがと言うべきか。洋楽の日本語カヴァーだと思いこんでいたけど、どうやら書き下ろしオリジナル作品みたい。歌詞はストレートにニンフォマニア。サビの最後「きもちいいのー」って、一片の奥ゆかしさもない展開がいっそ清々しい。10枚目ともなると、いつまでも素人系のレッテルに甘えてられない、とたぶん特訓したのだろう。デビューシングルよりは聴ける歌唱になってるかな。まあ、声はやっぱり好みじゃないんだけど。

②GOOD-BYE MY LIFE
作詞:BANANA ICE、作曲:MAMI ISHIZUKA、編曲:PHIL HARDING, IAN CURNOW, DAVID FORD and YASUO ASAI
アチチアチ」の引用と思われるシンセリフに、なぜか内容は青春疾走ロック。

③④カラオケ

定価1050円、中古で100円。
いわゆる「化け物メイク」。なんだか黒いし。ダーティーでビッチなイメージで、誰が誰だか分らない。


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