「明日が聴こえる／Children's Holiday」 J-FRIENDS 1998年

1995年の阪神・淡路大震災チャリテイのために1997年に結成されたユニット。これがファーストシングルで、2002年までに6枚のシングルをリリースした。チャリティとしては破格と言える、息の長い活動だった。

J-FRIENDS are; 城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也 (TOKIO)、坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一 (V6)、堂本光一、堂本剛 (KinKi Kids)の13人。

初回盤は大型のソフトパッケージ入りでピンバッヂなどのオマケつきだった。私が持っているのは短冊型の通常盤。

開いてみよう。



ご覧のとおり、2枚組。右は別刷歌詞カード裏のメンバーからのメッセージ＆サイン。


緑盤

①明日が聴こえる
作詞：松井五郎、作曲：織田哲郎、編曲：是永巧一
団体戦を得意とするジャニーズらしく、ガシガシユニゾンで攻めるサビはじまり。頭の部分はちょい「渚のバルコニー」似。つづいてKinKi、V6、TOKIOの順でグループごとのパートがあるが、ほぼ同じような印象。2番はグループ入り乱れて歌っているようだ。歌詞カードにそう書いてあるからそう言われればそうかな、という程度の差しか感じられないのは聴くほうに熱意がないからだろう。

②カラオケ

金盤

①Children's Holiday
作詞・作曲・編曲：マイケル・ジャクソン、日本語詞：松井五郎
MJ！さすがの事務所力と言うべきか、まさかの大御所提供曲。翌年の「People Of The World」もMJ提供。「WE ARE THE WORLD」タイプのスケール感のある曲は、まさにマイケル＋チャリティで皆が期待するものがそのまま現れたみたいな印象。サビの子ども合唱はJ-FRIENDSではなさそう。ジャニの年少部隊？いやこのこなれ具合はどこかの合唱団に違いない。ジャケ裏には詳細なミュージシャンクレジット（LA&NYレコーディング）の記載はあるが、コーラスのクレジットなし。で、このサビ何かに似てる…としばし考えた。結論は小沢「カローラⅡにのって」だった。

②カラオケ

関連MJ
「ブラック・オア・ホワイト」

定価1325円、中古で21円。
2枚組としては珍しく「JFDD-1」と1枚分のような規格番号。「明日が聴こえる」のCD盤面には「JFDD-1/1」、「Children's Holiday」のほうには「JFDD-1/2」と記載されていた。


この2枚組は、NANOHANAさんのご指摘で思い出した。ありがとうございます！