もはやシングルではない。
XTCがアルバム『オレンジズ&レモンズ』を8㎝3枚組箱入りの限定盤でリリース。
通常盤は12㎝CD1枚あるいはアナログLP2枚組。アルバムは約60分。8㎝CDx3枚、20分ずつで丁度いい!
通常のアルバム(左)、紙ジャケ8㎝シングル「The Loving」(右)と並べてみた。
では開けてみよう。
紙箱の中は、段差のある底によって8㎝3枚が顔を出す仕掛け。
Colin Mouldingが書いた3曲以外はすべてAndy Partridge作品。
ONE 20'28"
①Garden of Earthly Delights
②The Mayor of Simpleton
③King for a Day (Moulding)
④Here Comes President Kill Again
⑤The Loving
TWO 20'44"
①Poor Skeleton Steps Out
②One of the Millions (Moulding)
③Scarecrow People
④Merely a Man
⑤Across This Antheap
THREE 19'46"
①Cynical Days (Moulding)
②Hold Me My Daddy
③Pink Thing
④Miniature Sun
⑤Chalkhills and Children
定価不明、中古で100円。
CD1枚のヴァージョンと曲順が入れ替わっているところが1カ所ある。TWOの⑤Across This AntheapとTHREEの①Cynical Daysが逆だった。収録時間の問題?THREEの1曲目を「Across This Antheap」にすると、トータルで21分を超える。まあ、入らなくはないので別の理由かな。一枚ごとの流れを考えたのか、コリンの曲を1曲ずつ3枚に割り振ろうとしたのか。
アルバムからの3rdカットシングル「The Loving」は3曲入り。
①The Loving
(Partridge)
「The Mayor of Simpleton」「King for a Day」とXTCとしてはまあまあのヒットを続けたあとの3枚目。まったくチャートインせず。私の考える「英国的音楽」の型にカッチリはまる。アルバムヴァージョンより少し短い3分55秒。
②Cynical Days
(Moulding)
コリンの黄昏た味わい。間奏のミュートをかけたトランペットソロなんかも憂鬱でよいわ。
③The World Is Full Of Angry Young Men
(Moulding)
これもコリン作のアルバム未収録曲。『Mummer』(1983)のアウトテイクらしい。ジャジーな雰囲気がXTCにはちょっと珍しい。レアトラック集『Rag And Bone Buffet』(1990)に収録された。
定価不明、中古で525円。
ハートマークの盾を持つ男。顔がヘルメットの影になってよく見えないが、アンディなのか?
アルバムはリアルタイムで買って聴いた。曲順が頭に入るほど聴きこんではいなかったので、8㎝で分割して聴いてもとくに違和感なし。アナログ時代40分だった「アルバム」が、70分超収録可能なCDというフォーマットの登場により、その枠組みが揺らいでいた頃。スティング『...Nothing Like the Sun』(1987)なんて当時結構長く感じたけど、意外と55分しかない。40分にこだわらなくていいけど、70分はさすがに長すぎる。じゃあ60分くらいかな?皆が飽きずに聴ける長さは。みたいなのが時代の空気だったのだろうか。
8㎝3枚組ボックスは、9年前の8センチャーズイベントで知った(お客さんの持ち込みだった)。それ以来探していたが、数年前100円で見つけたときは嬉しかったな。
関連XTC
「Thanks for CHRISTMAS」 The THREE WISE MEN名義
XTCがアルバム『オレンジズ&レモンズ』を8㎝3枚組箱入りの限定盤でリリース。
通常盤は12㎝CD1枚あるいはアナログLP2枚組。アルバムは約60分。8㎝CDx3枚、20分ずつで丁度いい!
通常のアルバム(左)、紙ジャケ8㎝シングル「The Loving」(右)と並べてみた。
では開けてみよう。
紙箱の中は、段差のある底によって8㎝3枚が顔を出す仕掛け。
Colin Mouldingが書いた3曲以外はすべてAndy Partridge作品。
ONE 20'28"
①Garden of Earthly Delights
②The Mayor of Simpleton
③King for a Day (Moulding)
④Here Comes President Kill Again
⑤The Loving
TWO 20'44"
①Poor Skeleton Steps Out
②One of the Millions (Moulding)
③Scarecrow People
④Merely a Man
⑤Across This Antheap
THREE 19'46"
①Cynical Days (Moulding)
②Hold Me My Daddy
③Pink Thing
④Miniature Sun
⑤Chalkhills and Children
定価不明、中古で100円。
CD1枚のヴァージョンと曲順が入れ替わっているところが1カ所ある。TWOの⑤Across This AntheapとTHREEの①Cynical Daysが逆だった。収録時間の問題?THREEの1曲目を「Across This Antheap」にすると、トータルで21分を超える。まあ、入らなくはないので別の理由かな。一枚ごとの流れを考えたのか、コリンの曲を1曲ずつ3枚に割り振ろうとしたのか。
アルバムからの3rdカットシングル「The Loving」は3曲入り。
①The Loving
(Partridge)
「The Mayor of Simpleton」「King for a Day」とXTCとしてはまあまあのヒットを続けたあとの3枚目。まったくチャートインせず。私の考える「英国的音楽」の型にカッチリはまる。アルバムヴァージョンより少し短い3分55秒。
②Cynical Days
(Moulding)
コリンの黄昏た味わい。間奏のミュートをかけたトランペットソロなんかも憂鬱でよいわ。
③The World Is Full Of Angry Young Men
(Moulding)
これもコリン作のアルバム未収録曲。『Mummer』(1983)のアウトテイクらしい。ジャジーな雰囲気がXTCにはちょっと珍しい。レアトラック集『Rag And Bone Buffet』(1990)に収録された。
定価不明、中古で525円。
ハートマークの盾を持つ男。顔がヘルメットの影になってよく見えないが、アンディなのか?
アルバムはリアルタイムで買って聴いた。曲順が頭に入るほど聴きこんではいなかったので、8㎝で分割して聴いてもとくに違和感なし。アナログ時代40分だった「アルバム」が、70分超収録可能なCDというフォーマットの登場により、その枠組みが揺らいでいた頃。スティング『...Nothing Like the Sun』(1987)なんて当時結構長く感じたけど、意外と55分しかない。40分にこだわらなくていいけど、70分はさすがに長すぎる。じゃあ60分くらいかな?皆が飽きずに聴ける長さは。みたいなのが時代の空気だったのだろうか。
8㎝3枚組ボックスは、9年前の8センチャーズイベントで知った(お客さんの持ち込みだった)。それ以来探していたが、数年前100円で見つけたときは嬉しかったな。
関連XTC
「Thanks for CHRISTMAS」 The THREE WISE MEN名義
とは言え、椎名林檎の3枚組を思い出した次第です。
林檎は近いうちに!