前回に続きビールのタイアップもの。ビブラストーンは「考えるヒット」でおなじみの音楽家、近田春夫を中心に結成されたグループ。メジャーレーベルでの活動は1991-1994年の4年間だったようだ。
ヒップホップに刺激を受けた近田が、生演奏でやってみよう、というコンセプトでJAGATARAのギタリスト・OTOなどと組んだバンド。もちろん全て生と言うわけではなく、打ち込みもアリなのだが、ホーンも入って12人の大所帯であった。1951年生まれの近田はこの時点で41歳。やっぱすごいなこの人。
「やだ」作詞・作曲:近田春夫、編曲:OTO。日常の細かな鬱憤を綴った怒りあふれるナンバー。①限定Tシャツを取りおきしといてくれなかった②空港の喫茶店で注文したものがなかなか出てこない③深夜タクシーで割り込み乗車された、と聴いていると寂しくなるような些細な怒りなのだが、「怒りをきちんと表明する」というのがこのバンドのもうひとつのコンセプトだったような気がする。
「いいじゃん」はサントリービール「ライツ」CMソング。クレジットは、作詞が近田春夫・白土謙二(電通)の共作になってる以外は上と同じ。サビの「ビールなんてうまけりゃいいじゃん カロリーオフならなおいいじゃん」のところがコピーライターの手になる部分だと思う。こんなCMそう言えばあったな。映像は思い出せないが。裏ジャケのジョッキを持つメンバーの写真も、ムーンライダーズに比べこなれた感じだ。
日本語のラップの黎明期に新しいものを造り出していたグループだが、オリジナル盤のほとんどが廃盤のようで、もちろんこのシングルも廃盤。それぞれのBack trackを含め全4曲入りで税込み1000円。これはどこで買ったか思い出せないが多分100円で買った(レンタル落ち)。
ヒップホップに刺激を受けた近田が、生演奏でやってみよう、というコンセプトでJAGATARAのギタリスト・OTOなどと組んだバンド。もちろん全て生と言うわけではなく、打ち込みもアリなのだが、ホーンも入って12人の大所帯であった。1951年生まれの近田はこの時点で41歳。やっぱすごいなこの人。
「やだ」作詞・作曲:近田春夫、編曲:OTO。日常の細かな鬱憤を綴った怒りあふれるナンバー。①限定Tシャツを取りおきしといてくれなかった②空港の喫茶店で注文したものがなかなか出てこない③深夜タクシーで割り込み乗車された、と聴いていると寂しくなるような些細な怒りなのだが、「怒りをきちんと表明する」というのがこのバンドのもうひとつのコンセプトだったような気がする。
「いいじゃん」はサントリービール「ライツ」CMソング。クレジットは、作詞が近田春夫・白土謙二(電通)の共作になってる以外は上と同じ。サビの「ビールなんてうまけりゃいいじゃん カロリーオフならなおいいじゃん」のところがコピーライターの手になる部分だと思う。こんなCMそう言えばあったな。映像は思い出せないが。裏ジャケのジョッキを持つメンバーの写真も、ムーンライダーズに比べこなれた感じだ。
日本語のラップの黎明期に新しいものを造り出していたグループだが、オリジナル盤のほとんどが廃盤のようで、もちろんこのシングルも廃盤。それぞれのBack trackを含め全4曲入りで税込み1000円。これはどこで買ったか思い出せないが多分100円で買った(レンタル落ち)。
ビブラストーン、カッコいいですよね。他の時代の近田先生もオススメです。しかし、今年54歳?…ふー。これからももっとたくさん驚かせて欲しいですね。
このシングルなんて、Amazonで検索しても出てきませんからねえ。この記事書いてからしばらくは、「もう 今さら やだ!」のリフが頭を離れなかったな。
レンタル落ち好きの私ですが、さすがにタイトルがシールで読めないってのはいかがなものかと思います。(笑)