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東京パフォーマンスドールの中で、CDセールスでは篠原涼子の次に成功した人だろう、たぶん。ヒップホップグループ「EAST END×YURI」の大成功の前後にソロ名義でリリースした8cm3枚。これで8cmはコンプリートだが、あとマキシシングル『furniture』(1997)が存在する。
1991年のソロデビューシングル「恋して女みがいて」。
①恋して女みがいて
作詞:伊東ひろみ、作曲:竹内弘一、編曲:in Voice
ダンサブルなエレポップ。初期LIOっぽいチープさが結構いい。
②ビバ!ケ・セラ・セラ
作詞:Monica、作曲・編曲:テスタロッサ
こちらは英語歌詞(とはいっても半分以上はタイトルを繰り返している)のディスコミュージック。激しく踊っていたのだろう。
定価800円、中古で100円。
黒でまとめたシックな美ジャケ。
「T.P.D. featuring 市井由理」名義の「おちゃめなジュリエット」(1992)をセカンドとする考え方もあろうが、カップリングが八木田麻衣だったりするので市井ソロのシングルとしてカウントしないのが慣例のようだ。
ヒップホップクイーンの名をほしいままにすることになろうとは、まだ誰も予想しなかったDA.YO.NE前夜のセカンドシングル「Rainbow Skip」(1994)
①Rainbow Skip
作詞:菊地成孔+ハラミドリ、作曲:ピアニカ前田+ASA-CHANG、編曲:ASA-CHANG+吉田智
ソングライトのクレジットで、T.P.D.プロダクションの本流から外れたことがわかる。当時SPANK HAPPYの菊地成孔・ハラミドリ、当時ピラニアンズのピアニカ前田・ASA-CHANGと、いかにもなサブカル系メンツ。このライトなファンクナンバーには、ジャケットどおりのフラワーな多幸感があふれている。パーカッションはもちろんASA-CHANG、キーボードに朝本浩文、コーラスにハラミドリ、そしてギターは會田茂一。アルバムとは別ミックス。
②さよならの秘密
作詞:菊地成孔+ハラミドリ、作曲・編曲:ASA-CHANG+吉田智、ホーン・アレンジ:菊地成孔
そしてこの記事のタイトルナンバー。こちらは左下のアルバム『JOYHOLIC』(1996)にそのまま収録された。イントロから妖しいホーンとスティールパンが不穏な空気を演出。市井さんは①とは対照的にダークな声でどちらかといえば単調な曲を歌いきる。おそらくASA-CHANGと菊地成孔はこの曲をステップとして、KAZMI WITH RICKIESの大名曲「Preach」(右下のアルバム『WHO』1996年に収録)を作り上げた。大友良英のターンテーブル・ワークが冴えわたる「Preach」は、アヴァンギャルド系ガールポップの金字塔!そのプロトタイプともいえる「さよならの秘密」は、市井さんにとってはどうだか知らないが、私的には重要曲。
定価800円、中古で100円。
マラカス持ってヒッピーコスプレ。
EAST END×YURIのラストシングル「日曜の朝の早起き」から2か月、ソロ名義としては3枚目のシングル。1996年リリース。
①恋がしたかった
作詞:小泉今日子、作曲・編曲:朝本浩文、ホーン・アレンジ:ジェイクHコンセプション
ヒップホップ活動で2年空いてしまったアイドルポップスを再開。ヒットしてもよかったような、市井さんのシングル曲では最高の完成度だと思う。キョンキョンの詞もいいし。ジェイクHコンセプションの軽やかなホーンは、菊地成孔の夜の匂いとは対照的。朝本浩文プロデュース曲はアルバムにもう一曲あるが、そっちも作詞は小泉さんだった。
②雲のように
作詞・作曲:木暮晋也、編曲:HICKSVILLE
アルバムで、ヒックスビルのプロデュース曲は4曲(フィル・スペクター作のザ・クリスタルズ「Then He Kissed Me」の日本語カヴァーをやったりしている)。この曲では駒沢裕城のペダル・スティールをフィーチャー。ほかの3曲では真城めぐみのコーラスが聴けるが、この曲のみ参加していない。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で100円。
もう頭にバンダナ巻かなくていいんだ。ナチュラル系のジャケでほっとする。
アルバム『JOYHOLIC』は1993-94年の録音が6曲(すべてASA-CHANGプロデュース)、1996年の録音が朝本浩文2曲、ヒックスビル4曲で全12曲(リミックスの2曲除く)。ASA-CHANGと菊地成孔が関わった、ヒップホップ活動前の6曲が圧倒的に楽しかった。オルガンジャズトリオとの無理めな疑似(?)ライブなんて相当クレイジー。結果としては、1996年作の6曲が入ってアルバムとしてのバランスはよくなったのだろう。しかし、もしEAST END×YURIがなかったら、いやあったとしても「DA.YO.NE」がヒットしなかったら、ASA-CHANGがフルプロデュースして、もっと暴走した凄いアルバムになったかも、と妄想してしまうのだ。まあ、それが『WHO』に結実したという考え方もあるのだけど。
1991年のソロデビューシングル「恋して女みがいて」。
①恋して女みがいて
作詞:伊東ひろみ、作曲:竹内弘一、編曲:in Voice
ダンサブルなエレポップ。初期LIOっぽいチープさが結構いい。
②ビバ!ケ・セラ・セラ
作詞:Monica、作曲・編曲:テスタロッサ
こちらは英語歌詞(とはいっても半分以上はタイトルを繰り返している)のディスコミュージック。激しく踊っていたのだろう。
定価800円、中古で100円。
黒でまとめたシックな美ジャケ。
「T.P.D. featuring 市井由理」名義の「おちゃめなジュリエット」(1992)をセカンドとする考え方もあろうが、カップリングが八木田麻衣だったりするので市井ソロのシングルとしてカウントしないのが慣例のようだ。
ヒップホップクイーンの名をほしいままにすることになろうとは、まだ誰も予想しなかったDA.YO.NE前夜のセカンドシングル「Rainbow Skip」(1994)
①Rainbow Skip
作詞:菊地成孔+ハラミドリ、作曲:ピアニカ前田+ASA-CHANG、編曲:ASA-CHANG+吉田智
ソングライトのクレジットで、T.P.D.プロダクションの本流から外れたことがわかる。当時SPANK HAPPYの菊地成孔・ハラミドリ、当時ピラニアンズのピアニカ前田・ASA-CHANGと、いかにもなサブカル系メンツ。このライトなファンクナンバーには、ジャケットどおりのフラワーな多幸感があふれている。パーカッションはもちろんASA-CHANG、キーボードに朝本浩文、コーラスにハラミドリ、そしてギターは會田茂一。アルバムとは別ミックス。
②さよならの秘密
作詞:菊地成孔+ハラミドリ、作曲・編曲:ASA-CHANG+吉田智、ホーン・アレンジ:菊地成孔
そしてこの記事のタイトルナンバー。こちらは左下のアルバム『JOYHOLIC』(1996)にそのまま収録された。イントロから妖しいホーンとスティールパンが不穏な空気を演出。市井さんは①とは対照的にダークな声でどちらかといえば単調な曲を歌いきる。おそらくASA-CHANGと菊地成孔はこの曲をステップとして、KAZMI WITH RICKIESの大名曲「Preach」(右下のアルバム『WHO』1996年に収録)を作り上げた。大友良英のターンテーブル・ワークが冴えわたる「Preach」は、アヴァンギャルド系ガールポップの金字塔!そのプロトタイプともいえる「さよならの秘密」は、市井さんにとってはどうだか知らないが、私的には重要曲。
定価800円、中古で100円。
マラカス持ってヒッピーコスプレ。
EAST END×YURIのラストシングル「日曜の朝の早起き」から2か月、ソロ名義としては3枚目のシングル。1996年リリース。
①恋がしたかった
作詞:小泉今日子、作曲・編曲:朝本浩文、ホーン・アレンジ:ジェイクHコンセプション
ヒップホップ活動で2年空いてしまったアイドルポップスを再開。ヒットしてもよかったような、市井さんのシングル曲では最高の完成度だと思う。キョンキョンの詞もいいし。ジェイクHコンセプションの軽やかなホーンは、菊地成孔の夜の匂いとは対照的。朝本浩文プロデュース曲はアルバムにもう一曲あるが、そっちも作詞は小泉さんだった。
②雲のように
作詞・作曲:木暮晋也、編曲:HICKSVILLE
アルバムで、ヒックスビルのプロデュース曲は4曲(フィル・スペクター作のザ・クリスタルズ「Then He Kissed Me」の日本語カヴァーをやったりしている)。この曲では駒沢裕城のペダル・スティールをフィーチャー。ほかの3曲では真城めぐみのコーラスが聴けるが、この曲のみ参加していない。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で100円。
もう頭にバンダナ巻かなくていいんだ。ナチュラル系のジャケでほっとする。
アルバム『JOYHOLIC』は1993-94年の録音が6曲(すべてASA-CHANGプロデュース)、1996年の録音が朝本浩文2曲、ヒックスビル4曲で全12曲(リミックスの2曲除く)。ASA-CHANGと菊地成孔が関わった、ヒップホップ活動前の6曲が圧倒的に楽しかった。オルガンジャズトリオとの無理めな疑似(?)ライブなんて相当クレイジー。結果としては、1996年作の6曲が入ってアルバムとしてのバランスはよくなったのだろう。しかし、もしEAST END×YURIがなかったら、いやあったとしても「DA.YO.NE」がヒットしなかったら、ASA-CHANGがフルプロデュースして、もっと暴走した凄いアルバムになったかも、と妄想してしまうのだ。まあ、それが『WHO』に結実したという考え方もあるのだけど。
市井さんはTPDの飛び道具って感じでしたね。
他のメンバーより歌唱力は劣っていた感じはありましたが、個性豊かでかわいいボーカルでした。
「さよならの秘密」は重たい雰囲気でしたが、好きでした。
その後の「恋がしたかった」も好きでしたよ。
売れなかったのは残念でしたが。
しかし「さよならの秘密」をお好きだったなんて、さすがです!いわゆる「尖った」音楽家から(なりゆき上かもしれないけど)愛されたアイドルとしては、キョンキョンや満里奈さんに続く逸材だったのかもしれないですねえ。今はどうされてるんでしょ。
TPDは市井さん推しでした!なにげにCDはコンプリートしてます(゜u゜)(笑)
市井さんの後期は明らかに渋谷系化しますなッ!そーゆー意味でも小泉今日子、渡辺満里奈の次って感じですなッ!。
ちなみに物凄い極秘情報かきましょうか?(笑)
今から4年前に友達が地方アイドルをプロデュースしてましてボクと同じくパードルのファンだったんですよ。
で音楽プロデュースにイースト・エンドのヨギーさんを迎えた流れで市井さんにもオファーする感じで(その友達は)食事までは行ったんですが、話はそこまでで残念ながら表舞台には出てこなかったです。ってゆーどうでもいい話(笑)。
あ!TWO TOPSは無事に入手しましたよッ!\(^&^')/
最後のシングル「furniture」持ってませんが、ナチュラル・カラミティーですか。いかにもな流れで、オーガニック系なジャケ。きっと想像どおりの音なんでしょうね。
おおおおお、極秘情報!!!
こんなところで暴露していいんすか!
市井さんの生存確認という意味でも貴重ですね~
やっぱりラッパーYURIとしてのオファーだったのでしょうか?それじゃ明らかに断られるか(笑)
お、TWO TOPS。さすがっ!
その後もメディアに出てこないですもんね。
あの時に市井さんがOKしてくれたらボクも市井さんに会えたのにと思うと少し残念です!σ(^&^;)。。。(笑)
本当にイヤだったら食事も断るでしょ普通。
だからもう少し押せば(あるいはプロデューサーを変えれば?)落ちるはずです!
問題はそこまで押しまくるモチベーションが維持できるか、です。きっと。
…とお友達にお伝えください(笑)