「アヴェ・マリア」 浜田省吾 1992年

Merry Christmas!

と言われると、必ず「Mr. Lawrence!」と返してしまう世代です。タケシの笑顔が脳裏に浮かびます。
…そんなことはどうでもいいのだ。ハマショーでクリスマス。

①アヴェ・マリア Ave Maria
作曲：Schubert、編曲：Katz Hoshi
スタンダードっちゅうかクラシック。シューベルトの世界的ヒットナンバーをカヴァー。
浜省はあまり聴いてないが、これは意外と（と言ったら失礼か）いい。シューベルトと浜省、不思議に合っているのかも。ストリングス主体のわりとオーソドックスなアレンジだが、後半エレキが少し鳴る。男声というのがそもそも珍しいし、クラシック唱法でないアヴェ・マリアを聴いたのは初めてかも。自分のスタイルが確立されているからこそ、こんな曲にも挑める、ということなのだろう。作詞のクレジットがないが、ラテン語詞。詠み人知らず。

②永遠の恋人
作詞・作曲：浜田省吾、編曲：Katz Hoshi
こちらはオリジナル。ディズニー的な雰囲気もある、スタンダード感あふれるスロー・ナンバー。普通、こっちをメインにして①をカップリング扱いにしそうなものだが。チャリティなのでこだわらず、この曲順にしたのかな。これもストリングスが多用された、ムーディーなクリスマスソング。

定価800円、中古で200円。
裏ジャケには「このレコードの印税収益のすべてはエイズの治療・研究のために寄付されます」との記載がある。中古屋の収益は…関係ないよね…
ジャケットは、宗教画をサンプリング＆コラージュした横尾忠則の滝シリーズを使用している。