ツール・ド・フランス2009、いろいろな意味で盛り上がった。
大本命コンタドールの総合優勝という点では、当り前のことが当たり前に起こったとも言える。しかしコンタドールは辛かったと思うよ。他チームに敵はいなかった(アンディはモン・ヴァントゥーで真のアタックをしなかった)のに、アスタナ内では復活した伝説の男、ランス・アームストロングが圧倒的な存在感でチームに複雑な空気(コンタドールにとっては逆境)をつくりだしていた。結果としてコンタドールは実力でランスをねじ伏せた形になったが、じつはタイム差よりは微妙な闘いだったんじゃないか。カンチェラーラがランスの追撃から0秒差で(!)マイヨ・ジョーヌを守ったあの日、もしランスがリーダー・ジャージを着ていたらアスタナ/ブリュイネールの気持ちがもう少しだけランス側に傾き、展開は違ったかもしれない。2009年のツールは「ランスとコンタドールが同じチーム内で戦った大会」として記憶されるだろう。しかし、サストレはジロで力使いすぎたのかな…残念。あと、フォイクトの、「下りで顔面から落車」は怖かった。大事に至らず、なにより。
そして日本人としてはやっぱり外せない、新城と別府の活躍。
13年ぶりの日本人ツール出場、しかもふたりなんて、今シーズンはじめには夢物語だった。6月に新城幸也がBBoxブイグテレコムのツールメンバーに選ばれたときはびっくりした。フランスのチームでフランス人を押しのけてツールに選ばれるなんて!ツール直前になってスキルシマノの別府史之が出場を決めたのも興奮した。
第2ステージ、スプリントゴールで新城5位!中田英寿がセリエAで初ゴールあげたときより盛り上がった!この日のJスポーツのゲストは山田玲奈。テレバイダーで寺田椿と茶番バトルを繰り広げていたお嬢さんが、今やトライアスリートか…と感慨深かった。
別府は最初から調子がよくて、要所要所で重要な働きをしていた。山岳に入ってからも思ったほど落ちず、3週目には明らかに調子上向きだった。で、最終21ステージ、シャンゼリゼ周回コースに入っての別府の逃げ!感動しました。結構長く逃げてたし。最後に目立つと印象に残るよなあ。敢闘賞のおまけまでついて、最高のパフォーマンスだった!
日本人がステージ獲ったり、総合や各賞に絡んだりするのはこの先の楽しみ。実況・解説陣も言ってたとおり、新城・別府・コンタドール(気づけば“ABC”だよ)が並んで走っているなんて、ちょっと前まで誰が想像しただろう。記録としては「日本人初のツール完走」が残るが、単なる完走だけではない、充分に内容のあるレースを見せてくれたふたりに感謝。
そしてコンタドール2回目のツール総合優勝、そして出場したグラン・ツール4連勝おめでとう!バキュン!
で、8㎝。
①CHASER ~フジテレビ系「'92ツール・ド・フランス」中継番組テーマ曲~
作曲:安藤まさひろ
スポーツ中継テーマ曲といえば、F1の「TRUTH」。どうでもいいけど「TRUTH」を聴くと昔住んでいた茨城の家の近くの巨大スーパーマーケットを思い出す。やたらよくかかってたんだ。この「CHASER」もだいたい同じ路線。伊東たけし脱退後にサックスを担当した本田雅人がEWI(ウィンドシンセサイザー)を演奏する。ところで92年にはフジテレビがツールの放送権を持ってたんだ。当時はまったく興味がなかったので、この8㎝ではじめて知った。
①11月の雨(BLUE MIX)
作曲:和泉宏隆
キーボードの人が書いた、リリカルな作品。
定価800円、中古で20円。
ジャケはスピード感重視で何が写ってるのか分かりにくい。ロードバイクに乗ってる人が黄色っぽいので、きっとマイヨ・ジョーヌ。
ところで私も今年、ロードバイク買ってしまった。今ツールで総合4位のサプライズだったウィギンスが所属する、ガーミンのレプリカ(FELT)。これから走ってこようっと。
大本命コンタドールの総合優勝という点では、当り前のことが当たり前に起こったとも言える。しかしコンタドールは辛かったと思うよ。他チームに敵はいなかった(アンディはモン・ヴァントゥーで真のアタックをしなかった)のに、アスタナ内では復活した伝説の男、ランス・アームストロングが圧倒的な存在感でチームに複雑な空気(コンタドールにとっては逆境)をつくりだしていた。結果としてコンタドールは実力でランスをねじ伏せた形になったが、じつはタイム差よりは微妙な闘いだったんじゃないか。カンチェラーラがランスの追撃から0秒差で(!)マイヨ・ジョーヌを守ったあの日、もしランスがリーダー・ジャージを着ていたらアスタナ/ブリュイネールの気持ちがもう少しだけランス側に傾き、展開は違ったかもしれない。2009年のツールは「ランスとコンタドールが同じチーム内で戦った大会」として記憶されるだろう。しかし、サストレはジロで力使いすぎたのかな…残念。あと、フォイクトの、「下りで顔面から落車」は怖かった。大事に至らず、なにより。
そして日本人としてはやっぱり外せない、新城と別府の活躍。
13年ぶりの日本人ツール出場、しかもふたりなんて、今シーズンはじめには夢物語だった。6月に新城幸也がBBoxブイグテレコムのツールメンバーに選ばれたときはびっくりした。フランスのチームでフランス人を押しのけてツールに選ばれるなんて!ツール直前になってスキルシマノの別府史之が出場を決めたのも興奮した。
第2ステージ、スプリントゴールで新城5位!中田英寿がセリエAで初ゴールあげたときより盛り上がった!この日のJスポーツのゲストは山田玲奈。テレバイダーで寺田椿と茶番バトルを繰り広げていたお嬢さんが、今やトライアスリートか…と感慨深かった。
別府は最初から調子がよくて、要所要所で重要な働きをしていた。山岳に入ってからも思ったほど落ちず、3週目には明らかに調子上向きだった。で、最終21ステージ、シャンゼリゼ周回コースに入っての別府の逃げ!感動しました。結構長く逃げてたし。最後に目立つと印象に残るよなあ。敢闘賞のおまけまでついて、最高のパフォーマンスだった!
日本人がステージ獲ったり、総合や各賞に絡んだりするのはこの先の楽しみ。実況・解説陣も言ってたとおり、新城・別府・コンタドール(気づけば“ABC”だよ)が並んで走っているなんて、ちょっと前まで誰が想像しただろう。記録としては「日本人初のツール完走」が残るが、単なる完走だけではない、充分に内容のあるレースを見せてくれたふたりに感謝。
そしてコンタドール2回目のツール総合優勝、そして出場したグラン・ツール4連勝おめでとう!バキュン!
で、8㎝。
①CHASER ~フジテレビ系「'92ツール・ド・フランス」中継番組テーマ曲~
作曲:安藤まさひろ
スポーツ中継テーマ曲といえば、F1の「TRUTH」。どうでもいいけど「TRUTH」を聴くと昔住んでいた茨城の家の近くの巨大スーパーマーケットを思い出す。やたらよくかかってたんだ。この「CHASER」もだいたい同じ路線。伊東たけし脱退後にサックスを担当した本田雅人がEWI(ウィンドシンセサイザー)を演奏する。ところで92年にはフジテレビがツールの放送権を持ってたんだ。当時はまったく興味がなかったので、この8㎝ではじめて知った。
①11月の雨(BLUE MIX)
作曲:和泉宏隆
キーボードの人が書いた、リリカルな作品。
定価800円、中古で20円。
ジャケはスピード感重視で何が写ってるのか分かりにくい。ロードバイクに乗ってる人が黄色っぽいので、きっとマイヨ・ジョーヌ。
ところで私も今年、ロードバイク買ってしまった。今ツールで総合4位のサプライズだったウィギンスが所属する、ガーミンのレプリカ(FELT)。これから走ってこようっと。
自分も3台ほどロードレーサーに乗ってたけど、主に通勤用でしたね。頑張って乗ってあげて下さい。
じつは昨年自転車にはまったばかりのど素人で、お恥ずかしいかぎりです。
昨年からは、ワンデイも含め、Jスポーツで放送しているのはもちろん、ネット中継なんかも見てしまって大変なことになっています(笑)
NHK時代7年とランス7連覇のDVDは手に入れて、ただ今勉強中です。
しかし、面白い!まさに人間ドラマ。
自転車、乗ってますよ~多摩川沿いとか走ってます。