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イカ天。これもまた私の音楽体験の中で外せないイベントのひとつ。
初代グランド・イカ天キング(5週勝ち抜いたバンド)、フライング・キッズは7人編成のファンク・バンド。最初にTVで見たときから、浜崎貴司の独特のヴォーカル・スタイルとその風貌(ファッションはジャージ&スニーカーのヒップホップ系)に釘付けになった。演奏は結構ズルズルしてたと思ったけど、勝ち抜くごとに審査員の意見を取り入れ、タイトなファンクを聴かせるようになってきてびっくり。
番組のレーベルからリリースされたミニアルバム「FLYING KIDS」を本当によく聴いた。その後メジャーレーベルから出た1st「続いてゆくのかな」と2nd「新しき魂の光と道」は超名盤。死ぬほど聴いた。残念ながら3rd以降、急速にパワーダウンしてしまうのだが…。
このシングルは2ndアルバムからのカット。メンバーの衣装もかなりはじけちゃってます。当時「バカおしゃれ」をテーマにビジュアル面をおし進めていた。
①心は言葉につつまれて
作詞:浜崎貴司、作曲:加藤英彦、編曲:FLYING KIDS
これ、名曲。FLYING KIDSのひとつの特徴は本来ならホーン・セクションでやりたいところをシンセで我慢する、というアレンジにあると思う。聴きようによっては「ショボい」という意見もあるのかもしれないが、これが文系なのに(メンバーの多くは美大出身だったと思う)肉体派を気取るという、ジャパニーズ・ファンクの本場との距離感、あるいは批評的ポジションを体現しているとも言える。アレンジのキーマン、そして実はビジュアル人気担当でもあった(?)キーボード・加藤英彦の曲。いい仕事します。浜崎の朴訥そうでいてスピード感もあり、ラフなようで微妙な表現力も併せ持つヴォーカルも最高!ついでに言えば、ブリッジ部分の「言わなきゃ 言わなきゃ」のコーラスも素晴らしすぎ!!!
私的には、この曲は2nd発売前のライブハウス・ツアーで初めて聴いた。その日は2nd収録の名曲の数々も演奏され、異常な盛り上がりだった。おそらくバンドが最も輝いていた一瞬だろう。初めて聴く曲があれほどすんなり体の中に入っていく、というのは稀有な体験だったな。
②ナカヨシノイミ
作詞:浜崎貴司、作曲・編曲:FLYING KIDS
こちらはアルバム未収録のスロー・ファンク・チューン。バンドのほぼ全ての作詞を担当していた浜崎は、ファーストのタイトル「続いてゆくのかな」に象徴されるように、日常の積み重ねを大きなテーマにしていた。2nd収録の「毎日の日々」や「長い道のり」を聴くとよくわかる。この「ナカヨシノイミ」では、一番で二人の日常が描かれていたと思ったら、二番の冒頭で「今日妻のお葬式で もういないことを知る」とひっくり返される。これだけ読むと陳腐に聴こえるかもしれないが、スローでヘビーなアレンジにのせて聴くと何とも言えぬ迫力のある作品になっている。
強力シングルってこういうのを言うのかな。
定価930円。これは間違いなく発売日買い。
初代グランド・イカ天キング(5週勝ち抜いたバンド)、フライング・キッズは7人編成のファンク・バンド。最初にTVで見たときから、浜崎貴司の独特のヴォーカル・スタイルとその風貌(ファッションはジャージ&スニーカーのヒップホップ系)に釘付けになった。演奏は結構ズルズルしてたと思ったけど、勝ち抜くごとに審査員の意見を取り入れ、タイトなファンクを聴かせるようになってきてびっくり。
番組のレーベルからリリースされたミニアルバム「FLYING KIDS」を本当によく聴いた。その後メジャーレーベルから出た1st「続いてゆくのかな」と2nd「新しき魂の光と道」は超名盤。死ぬほど聴いた。残念ながら3rd以降、急速にパワーダウンしてしまうのだが…。
このシングルは2ndアルバムからのカット。メンバーの衣装もかなりはじけちゃってます。当時「バカおしゃれ」をテーマにビジュアル面をおし進めていた。
①心は言葉につつまれて
作詞:浜崎貴司、作曲:加藤英彦、編曲:FLYING KIDS
これ、名曲。FLYING KIDSのひとつの特徴は本来ならホーン・セクションでやりたいところをシンセで我慢する、というアレンジにあると思う。聴きようによっては「ショボい」という意見もあるのかもしれないが、これが文系なのに(メンバーの多くは美大出身だったと思う)肉体派を気取るという、ジャパニーズ・ファンクの本場との距離感、あるいは批評的ポジションを体現しているとも言える。アレンジのキーマン、そして実はビジュアル人気担当でもあった(?)キーボード・加藤英彦の曲。いい仕事します。浜崎の朴訥そうでいてスピード感もあり、ラフなようで微妙な表現力も併せ持つヴォーカルも最高!ついでに言えば、ブリッジ部分の「言わなきゃ 言わなきゃ」のコーラスも素晴らしすぎ!!!
私的には、この曲は2nd発売前のライブハウス・ツアーで初めて聴いた。その日は2nd収録の名曲の数々も演奏され、異常な盛り上がりだった。おそらくバンドが最も輝いていた一瞬だろう。初めて聴く曲があれほどすんなり体の中に入っていく、というのは稀有な体験だったな。
②ナカヨシノイミ
作詞:浜崎貴司、作曲・編曲:FLYING KIDS
こちらはアルバム未収録のスロー・ファンク・チューン。バンドのほぼ全ての作詞を担当していた浜崎は、ファーストのタイトル「続いてゆくのかな」に象徴されるように、日常の積み重ねを大きなテーマにしていた。2nd収録の「毎日の日々」や「長い道のり」を聴くとよくわかる。この「ナカヨシノイミ」では、一番で二人の日常が描かれていたと思ったら、二番の冒頭で「今日妻のお葬式で もういないことを知る」とひっくり返される。これだけ読むと陳腐に聴こえるかもしれないが、スローでヘビーなアレンジにのせて聴くと何とも言えぬ迫力のある作品になっている。
強力シングルってこういうのを言うのかな。
定価930円。これは間違いなく発売日買い。
実は私も1st2ndを死ぬほど聴いたクチです。
なのでこの記事の文章以外から伝わる見えない想いがすごくわかるんだな~。ホント、輝いてましたよね!!
文系肉体派はまさにその通りだと思います。
素晴らしい記事に思わずニヤリです♪
「グレイトノスタルジア」も楽しみにしてますね。
とは言ってもそろそろ折り返し地点かな。年内ぐらいは8cmネタで続けられそうですが(笑)。
これからもどうぞヨロシクお願い致します。
また新しい発見させてくださいね!