スクロール~♪ by知世
オリジナルと本人によるリメイクの2枚+ひろ子。久々のスリーカード。
中島みゆきといえば、オールナイトニッポン月曜一部。そして谷山浩子のヤマハ姉貴分。とはいえ、ポプコン出場・レコードデビューともに谷山のほうが早かったりするのだが。
中島みゆきの2ndシングル、8cmでの再発は当然、1988年(=8cmの誕生年)。
①時代 第6回世界歌謡祭グランプリ受賞曲
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:船山基紀
なんといっても声が若くて硬い!タイトルどおり「時代」を感じさせる歌い方だなぁ、と思ってしまう。船山先生のアレンジは、後半ストリングス過剰の感あり。ま、「世界歌謡祭」には相応しいのかも。中島みゆきにしては、詞が通り一遍な印象を受けるが、スタンダードってそういうものだろう。
②傷ついた翼 第9回ポプコン入賞曲
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:船山基紀
こちらも音楽祭っぽい盛り上げ系の曲。サビなんかは高校の合唱部が取り上げそうな、清く正しい雰囲気だな。
定価1000円、中古で100円。
うちにあったアナログシングルとは違うジャケ。アナログのジャケは2種類あったようだから、もういっこのほうなのだろう。このシングルを含む1988年10月21日に8cmで再発されたシリーズの裏ジャケ上半分は、4×6=24枚集めると一枚の写真ができ上がるデザインになっている。同日に新譜としてリリースされた「涙─Made in tears」が23rdシングルだから、(同年2月の初8cm=22nd「仮面」の裏ジャケがこのシリーズに含まれていたのか不明だが)24枚には少なくとも一枚は足りない。そこのところどうなんだろ。みゆきマニアの方、教えてください。
真ん中、1988年の薬師丸ひろ子によるカヴァー。結構、ヒットした。
①時代 松竹映画「ダウンタウンヒーローズ」イメージソング
編曲:船山基紀
オリジナル・アレンジャーが13年後のカヴァーヴァージョンも編曲している。山田洋次監督、ひろ子主演(女学生役)の映画。「イメージソング」ってことは本編では使われなかったということか。ひろ子のコーラス部的歌唱でのびのび歌われると、スタンダード感倍増。とことんポジティブな解釈の「時代」。
②花のささやき
作詞:松本隆、作曲:Wolfgang Amadeus Mozart、編曲:武部聡志
松本隆とモーツァルトが並んでいる、というだけでクレジットフェチは悶える?物凄く難しそうなメロディラインを、淡々と歌いこなすひろ子。この暗い透明感はひろ子の声ならではだろう。ピアノ中心のアレンジも素晴らしく、①とは比べ物にならない完成度だと思う。この曲、大竹しのぶもカヴァーしているらしい。
定価1000円。中古で100円。
青空バックのひろ子、24歳。
右、本人による18年後のリメイク。
①時代 平成6年お年玉つき年賀はがきコマーシャル・ソング
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三
1988年ごろから、ほとんどすべての中島みゆき作品を手がけている、瀬尾一三によるアレンジ。歌も当然、今の歌い方になっている。中島みゆき本人出演の年賀はがきのCMソングとして、1993年~2000年の8年間使用された。
②最後の女神 TBS系テレビ「筑紫哲也のニュース23」エンディングテーマ
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三
現在闘病中の筑紫さんの番組で流れていた。朗々と歌い上げてます。23関連としては、井上陽水もあった。
③時代(TV MIX)
カラオケです。
定価1000円。中古で105円。
おまけの「特製オリジナル・カード」は大掃除をしている着物姿のみゆきさん(CMの一場面)。
中島みゆきのオールナイトニッポン、みんな聴いてたし、私も聴いてた。アルバムでよく聴いてたのは『寒水魚』(1982)と『予感』(1983)(最も売れていた時期らしい)かな。最近では「宙船」で久々に底力を見たような気がした。やっぱり迫力のあるソングライターだよなあ。
リンク
中島みゆき研究所
オリジナルと本人によるリメイクの2枚+ひろ子。久々のスリーカード。
中島みゆきといえば、オールナイトニッポン月曜一部。そして谷山浩子のヤマハ姉貴分。とはいえ、ポプコン出場・レコードデビューともに谷山のほうが早かったりするのだが。
中島みゆきの2ndシングル、8cmでの再発は当然、1988年(=8cmの誕生年)。
①時代 第6回世界歌謡祭グランプリ受賞曲
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:船山基紀
なんといっても声が若くて硬い!タイトルどおり「時代」を感じさせる歌い方だなぁ、と思ってしまう。船山先生のアレンジは、後半ストリングス過剰の感あり。ま、「世界歌謡祭」には相応しいのかも。中島みゆきにしては、詞が通り一遍な印象を受けるが、スタンダードってそういうものだろう。
②傷ついた翼 第9回ポプコン入賞曲
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:船山基紀
こちらも音楽祭っぽい盛り上げ系の曲。サビなんかは高校の合唱部が取り上げそうな、清く正しい雰囲気だな。
定価1000円、中古で100円。
うちにあったアナログシングルとは違うジャケ。アナログのジャケは2種類あったようだから、もういっこのほうなのだろう。このシングルを含む1988年10月21日に8cmで再発されたシリーズの裏ジャケ上半分は、4×6=24枚集めると一枚の写真ができ上がるデザインになっている。同日に新譜としてリリースされた「涙─Made in tears」が23rdシングルだから、(同年2月の初8cm=22nd「仮面」の裏ジャケがこのシリーズに含まれていたのか不明だが)24枚には少なくとも一枚は足りない。そこのところどうなんだろ。みゆきマニアの方、教えてください。
真ん中、1988年の薬師丸ひろ子によるカヴァー。結構、ヒットした。
①時代 松竹映画「ダウンタウンヒーローズ」イメージソング
編曲:船山基紀
オリジナル・アレンジャーが13年後のカヴァーヴァージョンも編曲している。山田洋次監督、ひろ子主演(女学生役)の映画。「イメージソング」ってことは本編では使われなかったということか。ひろ子のコーラス部的歌唱でのびのび歌われると、スタンダード感倍増。とことんポジティブな解釈の「時代」。
②花のささやき
作詞:松本隆、作曲:Wolfgang Amadeus Mozart、編曲:武部聡志
松本隆とモーツァルトが並んでいる、というだけでクレジットフェチは悶える?物凄く難しそうなメロディラインを、淡々と歌いこなすひろ子。この暗い透明感はひろ子の声ならではだろう。ピアノ中心のアレンジも素晴らしく、①とは比べ物にならない完成度だと思う。この曲、大竹しのぶもカヴァーしているらしい。
定価1000円。中古で100円。
青空バックのひろ子、24歳。
右、本人による18年後のリメイク。
①時代 平成6年お年玉つき年賀はがきコマーシャル・ソング
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三
1988年ごろから、ほとんどすべての中島みゆき作品を手がけている、瀬尾一三によるアレンジ。歌も当然、今の歌い方になっている。中島みゆき本人出演の年賀はがきのCMソングとして、1993年~2000年の8年間使用された。
②最後の女神 TBS系テレビ「筑紫哲也のニュース23」エンディングテーマ
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三
現在闘病中の筑紫さんの番組で流れていた。朗々と歌い上げてます。23関連としては、井上陽水もあった。
③時代(TV MIX)
カラオケです。
定価1000円。中古で105円。
おまけの「特製オリジナル・カード」は大掃除をしている着物姿のみゆきさん(CMの一場面)。
中島みゆきのオールナイトニッポン、みんな聴いてたし、私も聴いてた。アルバムでよく聴いてたのは『寒水魚』(1982)と『予感』(1983)(最も売れていた時期らしい)かな。最近では「宙船」で久々に底力を見たような気がした。やっぱり迫力のあるソングライターだよなあ。
リンク
中島みゆき研究所
あの歌とトークのギャップが最初は驚きつつもクセになる快感。
たまりませんでしたねぇ。
>アルバムでよく聴いてたのは『寒水魚』(1982)と『予感』(1983)
まさに同じです!「悪女」とか「傾斜」「ファイト!」とか大好きで今でもたまに脳内再生します。
そのちょっと前だと金八の影響で「世情」も好きだったなー。「時代」もそう。やはり昔の曲に魅かれてしまいます。
王子様が来てくれるのを待つ夢見がちな女子の歌ではなく、当時は暗いというイメージで同級生で聴いてる人は数人でしたが、リアルな女の強さや弱さがみゆきさんにあって、そこが魅力で好きです。
ユーミンかみゆきかと言ったら圧倒的にユーミン派が多い時代でしたが私はユーミンよかみゆきさんの方を聴いてました。
そういえば、バックで茂さんがギターを弾いてる事が多い頃、茂さん見たさにみゆきさんのコンサートに行ったことがあります。…茂さんの姿はそこにはなかったけど、さすが日本の女性シンガーのトップ!素晴らしいコンサートでした。トークはラジオ並みにめちゃくちゃ面白かったです。
私の周りでは、男子校だったせいかユーミン派は皆無で(それでもある程度聴いてましたが)、みゆき派vs谷山浩子派という勢力図でしたね。ユーミンの凄さはあとから知りました。
ライブは見たことない!チケットなんて最初から無理って感じでしたね。茂さんがいなくても(笑)、うらやましい。