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今日は落合恵子さんの話を聞きに行った。
さすがにもとアナウンサーだけあって話が上手いと思う。
この年齢の元気な女性が身近にいないので、かなり新鮮に感じた。
俳句のK先生の穏やかな暖かいお話はとても心地いい。
それとまた違い、エネルギッシュに早めに話がズンズン進む。
一冊の本を読むようにお話される。
それは自分のことを話されたせいだと思うけれど。
介護の話も本当にリアルに気持ちが伝わって来る。
しみ、しわ、たるみ、について。
それは女性の価値を若さだと思う文化、
女性が歳を取るのはマイナスと思わせている文化のせいだ。
メイ・サートンという作家は
「私から歳を奪わないでください」と言っている。
目じりのシワは笑った記録だから。
ほうれい線は、負けるもんかと頑張った記録だから。
歳の変化は自分を生きてきた証だから。
私が私として生きていたら世間は幻のように見えます。
有るがままに受け入れられる。
また
学歴=教養ではない。
教養というのは、人の痛みへの感受性、想像力です。。。と
また、母がもう数日ももたないと、主治医に言われ、
「入院しますか?どうしますか?」
と聞かれたとき、
「先生が母だったらどうしたいですか?」
と聞いたそうだ。
それで自宅で最期を看取った。
とても参考になるお話でした。
歳を取っても私らしくありたいと思いました。