ドイツ空軍 駆逐機 Ar-240 双発戦闘機/偵察機
ドイツレベル1/72
デカールで苦戦しておりましたが、完成しました。
ユニークな試作機、計画機を多数生み出した、ドイツの航空業界ですが、門外漢ながら
案外うまく行ってないのも多いように見えますね。
独裁者の狭量により思惑とちがってしまったり、開発に手間取ったりで、混乱しがち。
改良型のAr-440もMe-401以上の性能をしめしたものの、不採用になるあたり、
本機もメーカーがアラドということで、避けられたのかもしれません。
それにしても、動力銃座と心中というのも双発戦闘機あるあるですね。 上下面に
ペリスコープのようなものがみえますが、手元の照準器にはどのように写っていたのでしょう。
一個の照準スコープに上下が同時に見えて、上下面機銃の連携発射切り替え制御も
しそうですね。。。。
スピナーの開口部からの外気導入(ダクテッドスピナーというらしい)で
冷却能力の小さそうなラジエターを補うのでしょうか・・・・・
ダブルタイヤの脚も頑丈そうで、不整地運用もできるとあります。
外国メーカーのデカールということで、少なからず安心感がありましたが、割れが起きました。
すぐに浮いてはきますので、クリア塗料で一膜被せましたが細かいものはほぼ全滅。。。
さらに、垂直双尾翼に付くはずの「スワスチカ」は付属されておらず、手描きも失敗(笑)
元々、ドイツ機は作らないので、余剰のデカールはありません。 未完在庫にないかと捜し
ましたら、スペシャルホビーのFw58に「スワスチカ」が付属していたので、流用しました。
形状は例のカギ部分と十字部分の分割でさらに 印刷されている部分も離れていました。
涙ぐましい努力ですが、まんまで印刷すると、犯罪になるようです。
Fw58はスウェーデンの機上作業練習機にしますので、問題なしです。
士の字にしたのが5年まえですので、組み立てに関すなにかには忘れてしまいましたが、
特に困難なところはないし、非有名機ですので、なんのギモンも持たなかったと思いますが
レベルのクセでしょうか、座席が小さいのは気になりました。
数少ないドイツ機の製作例を何点かお披露目いたします。
※He-177 双発機に見えますが、実はエンジンが4基の4発機です。
※BV-138 ユニークなカタチの3発機ですが、元は双発、パワー不足で3発目を増設
したわりには、カッコよくまとまってます。 磁気機雷掃海機です。
※JU-52 お馴染みの輸送機に磁気リングをつけた磁気機雷掃海機
ヨーロッパメーカーのドイツ機キットを作る上で問題となるのはハーケンクロイツ(スワスチカ)で、ドイツレベルやICMのキットのデカールには印刷さえされていませんね。(最近のICMのキットでは、分割されたのが印刷されるようになりました。)分割されたハーケンクロイツが印刷されているのはまだ気が利いているようにも思いますが、結構位置合わせが難しくて、私は使う気になれず、別売の1枚物デカールを用意しています。
普段、ドイツ機を作らないとの事ですが、なかなかどうして、He117やBv138、それにJu52など、ドイツ機ファンのツボを押さえた素晴らしい完成度のキットを拝見させて頂き、感服です。(He177の塗装方法が知りたい!) Fw58の製作もお待ちしてます。 お疲れ様でした。
これでめでたくゲテモノドイツ機モデラーになれたでしょうか(←頭が高~い!!!)
・・・・ですよね(笑)・・・たまたま目について、ダクテッドスピナーがナニだった
もので、買い求めていたものです。
★スワツチカについては、一枚ものは今後、外国産のドイツ機を作る事もないはず
なので、一生分以上の買い物はやめときました。
あ、・・イタレリのJu‐86が2機もあるじゃんwwww
最悪、馴染みの模型店主殿からもらえると思います(笑)
★He‐177の迷彩塗装にかんしては、ただひたすらマスキングテープをカットして、
いちいちフリーハンドでボカシを吹いただけです。。。。楽な方法は思いつきません
でした。 お役に立たず申し訳ない・・・・
オマケ(失礼)の3機はどれも好ましい姿で、私も、昔手を出しかけた機体です。今になって完成品が拝めて、大変ありがたく思います。
Ar240って全然知らない機体でした。
後部胴体が細くて面白い形状してますね。
なんだか宮崎駿のアニメに出て来そうな機体です。
トンボの眼みたいな機首のHe177とかBV-138とJu52も珍しい磁気機雷掃海機姿でもっといろんな角度から見てみたいと思いつつ興味深く拝見いたしました。
ありがとうございました。
ありゃ・・・・辻堂ジップ様でもご存じなかったですか・・一応飛んだ機体ですし、
曲がりなりにも実戦配備されていますので、わりとリアリティがあると思っているん
ですが。 これで、少しはドイツ機蘊蓄派になれるでしょうか(笑)
ダクテッドスピナーという形式は他には見たことがありませんが、本機も結局は
効率が悪いと言う事で、Ar-440に改修した折に不採用となったようです。
メッサーとかドーラなどは作る人が多く、ヘタに作ると、なにかにとあれこれと
何言われるか判らないという僻みが強くて、作るドイツ機はこんな方向になっています。
在庫にフォッケF-8(タミヤ)が残っていますので、そのうちに・・・・
確かに、正直言って、ワタクシもこのキットの箱絵を見るまでは知らない機体でした。
胴体はまるで魚雷ですね 尾びれもついてるし・・・・これはダイブブレーキになる
そうです。 左右にパカッと開くんですかねぇ 詳細は不明です。
おまけの3点はwebmodelerのバックナンバーで、nananiya72をサイト内検索して
いただけば、見られますのでよろしかったら・・・・・
今回もかっこよく仕上がっていますね。デカールが良くなかったとのことですが、全然そのようには見えないですね、ドルニエ系やユンカース系とは違った独特のシルエットが魅力ですね。
He-177やBV-138にJU-52どれも素晴らしいです。私も何時か制作したいものです。
古いキットは、毎度ながらトラブりますね。。 アラドはちょくちょくユニークな
スタイルのものが現れますが、戦闘機は複葉Ar‐68が有名ですが、その後はAr-95とか196
等の水上機くらいしか有名機は知らないです。 あとは車輪がたくさんついた輸送機とか
特攻機みたいな4発ジェット爆撃機とかですかね。。。
やはり空軍においてはメッサーシュミットが御用達なんですね。 民族的なものかも
しれません。 He-177 は比較的あたらしいキットですので、お薦めしますが、
あとはお薦めしません とくにJU-52などの波板機はやらないほうが無難です。