葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

ブレイニア

2010-02-11 08:08:33 | ブレイニア

ブレイニア。

明るい緑の丸い葉はしなやかに薄く、白い繊細なレースをまとうかのように斑入り。

細く伸びやかな樹形は、よく分岐する枝を広げ、圧倒的な優美。

風を透かし、光を抱き、命のきらめきを教えた君よ。

今、如月の冬将軍の前に膝をつかんとする君よ。

 

頼む。

…頑張れ。

 

 

  

ハイ。

恋にとち狂った文学青年の恋文のように書いてみようかと思いましたが

とち狂ってるのはお前だ!

ってな自分ツッコミが入ったので、適当に切り上げました。

若さゆえの真夜中の日記、とか、若さゆえ夜明けのメール、とかの

あの悶絶するほどの面白文章が書けなくなりました。

歳とった、つーことですかね。いいことですね、ハイ。

 

まあ、それはともかく。

七咲ファミリー冬の風物詩、ブレイニアの嘆き、の「ブレコ」です。

 

もう、毎年毎年嘆いているので、いいかげん飽きました?

七咲は、もういいかげん慣れました。

 

てなわけはまったくなく!!

 

また、今年も飽きもせず、嘆かせていただきます。

 

左が、12月初旬、右が2月初旬です。

 

ハイ、1月中に、8割がた散髪しました。(散髪といいますか、惨髪といいますか…)

 

色が抜けおちた葉ばかりの枝、垂れ下がり萎れている枝、葉のない枝…等々

もう希望が見えない枝を、思い切って切り取ってしまうと

あのような姿に…

 

「ほとんど枯れ葉」で生い茂っていたブレコのカモフラージュを全て取っ払うと、

今まで見えなかったものが見えてきました。

 

ブレコの左側はもう全滅です。

枝が何一つ残りませんでした。もう駄目かも知れません。

 

右側は、まだしも葉が元気な枝が多く残ったのと、

1月中の暖冬で勘違いしたのか、わずかながら新芽が出ていたのとで、

まだ生きる希望はわずかながら、残されている気がします。

 

思えば、去年の越冬から

春、夏、秋、冬、と、ひっきりなしに葉を落としていました。

それも、今思えば左側だったのかも知れません。

右と左では、まるで葉の大きさが違っていたので、

不調の兆候はこの頃から?と、やっぱり、今思えば、という感じです。

(ああ全てが後手後手だ)

切り取った枝で、まだ青いのは念のため水差しに…

(でももう瀕死状態からの水差しなので、あまり希望が持てない)

 

大きな木は、なかなか手が出せません。

冬にこれだけがっつり切るなら、元気な春夏に切っておけば良かったものを!

と、今の七咲が悔恨を叫べば

だって春夏も元気じゃなかったもの!!

と、過去の七咲が反論する。

 

…うん、そうだな、元気回復を待ってたら冬になったんだよな…

(どんだけ根気強く待つつもりだ)

 

しかし、元気でなかったからこそ、ブレコの次世代を育てていたともいえる。

 

本ブレコと真剣に向き合って、手をつくすのが良いのか

早々に分家の面倒をみて、そっちに手を尽くすのが良いのか

 

究極の二者択一なら、分家だよな。

という、安易な思考で分家だけはたくさん作ったものの、

なぜ究極で行動するのか?と、己のふがいなさに問えば、出た答えが

 

本家はでかくて世話を焼きにくい…

 

でした。

 

大きい植物が部屋にいてくれるのは、七咲がずっと夢見ていた理想郷なのですが

(そのせいでも、いろいろ成長させて大鉢が増えているのですが)

毎年毎年、こうもブレコに手こずっていると、

理想郷は理想の彼方に遠ざけておいた方が(葉っぱたちの)身のためだ!

と、ようやく、諦めの境地に至りました。

 

夢はでっかく!葉っぱは小さく!!

 

今年の目標です。

 

 

 

  

次世代のブレコを襲名する予定の子たち。

水差し。

元気なさそうですが。冒頭の写真と同じ子です。(あれは12月)

うっかり水切れを2回ほどおこしてしまいまして、

そのたびに柳のように垂れ下がっていた枝が、根性で復活。

復活に全ての気力を捧げているので、今、

冬に美しくあろうとする気力がそがれています。

いや、そいだのは七咲なんですけども(汗)。

 

その水差しで、根っこを出した子たちの引っ越し先、テラリウム。

こっちは、ガッツに元気!!

これを見ていると、ブレコに限っては冬に潅水を控えるのは、

おろかな行為なのか?と、疑ってしまうのだが…?

おととし、潅水を控えて前の年より落葉が少なく好調だったものの、

そのまま春にも落葉が続き、夏、秋、と今年の冬に至る。

嗚呼、越冬の難しさよ…(汗)

 

とか言いながら、こっちは潅水を控えてますけど?

これも、剪定した枝を土植えにした子です。

この子は小ぶりに育てたくて、マメに剪定しているので、負担が少ないのかな?

と思うのは、剪定していない奔放な子は、このありさまだから。

これも剪定した枝で、土植え。勿論、潅水を控えめ。

本家ブレコに比べると、問題なさそうなんですが、葉っぱが、紅葉してます。 

落葉も部屋が散らかって困りものですが、紅葉も樹形がとっちらかって

非常に、見た目が悪いです。

 

さて、このうちのいくつが、春を迎えられるのでしょうか。

 

夢はでっかく!!全員で!!

 

…うん。夢はな。

 

 

 

解説しよう!

ブレイニアはその樹の大きさの割にお値段が安く、買わなきゃ損かも!?

という素人丸出しの購入動機で、七咲ファミリーの一員に加わった子である!

2009年11月…この頃の彼等は、冒頭の恋文を出したい程に美しかった 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブレコちゃ~ん (まんじゅう猫)
2010-02-13 14:43:12
ブレイニアって、トウダイグサ科なんですね~
色々見てきたら、ちっちゃく育てるのが流行っているみたいでした
日光が足らないと葉が落ちるそうですが、寒さにも弱いらしいので(15度以上必要とか…我が家ではとても冬越しで来ません。七咲さんは偉い!

そして、ブレコちゃんも頑張れば、こんなお花も咲かせるかも…

「好奇心京都」サイト様に写真がありました。
清楚でかわいい花ですね
http://kioto-syokai.at.webry.info/201001/article_220.html
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まんじゅう猫サンに♪ (七咲)
2010-02-14 15:58:12

この植物園には何度か行きましたが、ブレコの仲間がいたとは気づきませんでした!!
そっかあ、温室の方かあ…
ここは桜が見事なので、また春に行った時にでも、探してみようと思います

しかし花は初めてみましたが、うちのひ弱なブレコの枝には、重そうな花なので…
しっかり、ずぶとく育てたいとおもいます!
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