山に癒されて…♪

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お山の伊勢参り 表行場と裏行場 3

2016年08月04日 | 山登り 近畿
2016年7月30日(土) 伊勢山上 表行場と裏行場




表行場からのつづきです



漸く表の行場を終え お寺さんに下山報告をして
足早に駐車場に戻る…と思いきや
駐車場をサッサと通り過ぎていきます


表を行ったならば
裏も行かねば…



…そ…そのとおり…で…ございます…







県道45線から 小さな橋を渡り
川沿いの田舎道に入ります

通ってよろしいものかどうか
まるで一見の民家の道のようで
ちょっとお邪魔します…とばかりに
川沿いの道を通らせて頂きます





飯福田川沿いの民家



民家の裏道とでもいいましょうか
昔懐かし佇まいに 暫し 
幼い日の自分を思い出しながら歩きます





飯福田川




澄んだ川の流れの中を覗くと

無数のハエが 気持ち良さそうに
群れなして泳いでいるのが見えます


小魚を捕まえて遊んでいた頃が懐かしい…


涼しげに流れる川の中…
飛び込んでしまいたい衝動にかられますが
今は目的が違います

川が呼んでいる~と心の中で叫びながらも
裏行場を目指して歩きます






 行場の上り口 案内板

裏行場入り口


裏行場の入り口は
そんな裏道の様な川沿いの細道に 
ひょっこりと見えてきます


 
油こぼし



裏行場の始まりも 油こぼしから始まるようです
ここは、避けて通れないものとなっているのでしょう

表と違って規模は小さいものの やはり…
趣深く スリリングな感じにも 同じものがあります





垂れた鎖が ここまでおいで
誘っているよう…


では…参りましょうか


苔生した壁は 滑りやすようです
チチが慎重に登っています

巻き道は無さ気…
行場に手抜きはなさそうです…




 油こぼしの上の尾根道


油こぼしの上は 余り人の歩いていない山道
そこを3~4分ほど歩くと
小さなピークに霊場らしく石像があり
ここが達磨岩の様です



 達磨岩



丁度 下から見えていた
大きな岩の上に立っているのだとチチに教えられますが
ちょっとピン?とこない私です

その場では岩の上に立っている感覚は無く
石仏様に手を合わせて サッサと先へと進みます



尾根道は比較的明るく
ここにもまた役行者の像が祀られております




 尾根道


ほっ ほっ  気をつけて行きなされ…


裏行場…さて…何が待ち受けているのでしょう




チチが

規模は小さいらしいよ



規模が小さくても行場…
心して歩かねば…



用心深い私は 騙されないわよ…と
覚悟を決めて歩きます




 
岩尾根



やはり出来てきた 岩の尾根


だけど、苔は無く
足にフィットして歩きやすい…




まだまだ 大丈夫 これは序の口…
展望なんぞ 楽しみましょうか…


まだ余裕のある私です



 
獅子ヶ鼻の登り


ほら~
また 岩の登り…


だけど…フム フム 
やはり足にフィットします

これは まだ歩きやすいです…







おぉ~ 
石仏様が 早よう来い来いと 待っています


ここはほんに 気持ちがいい所ですわよ~♪



獅子ヶ鼻のてっぺん



空に近づいて 解放感に満ちる感じです♪
先にいるチチに…


チチ~ 獅子の鼻先 どうですか~

ちょっと巻くようにおいで

???



その見えぬ先が不安です…






そこが 本当の鼻先ですか?


何やらチチが下を見ています…






どうしたのですか…チチ?






ギョ!

また…



規模は小さいけど 切れ落ちています…
落ちると タダでは済みそうにありません…



下りはどうする?


安全に 下りたい…


だろうね♪








…ってな事で
私は懸垂下降で下ります




ヒメヤブラン


それを見て笑うは ヒメヤブラン

小さなお花の愛らしさ
それを愛でる暇もなく 
私は 懸垂下降で下っていきます



シュリンゲでつくる簡易ゼルがまたまた 活躍する時です♪







見上げれば登れそうだけど
下りはやはり 懸垂安全



  


次は何が…とドキドキしましたが
どうも先ほどの獅子ヶ鼻が最後の難所の様です

樹林帯の急な斜面を下っていくだけです




苔むした橋



何処に通じているのでしょう この苔生した橋は…
漸く降り立った所の目の前に見える橋が気になる私です
その前を通って 舗装された道に出ていきます







苔むした橋を見送って
着いた所は 先ほど歩いた川沿いの道

丁度 一周した形となりました


最初はどんな苦行が待ち受けているのかと思いましたが
表を先に回っている分
あっという間に過ぎた感じです








ヤレヤレと駐車場についてみれば
時はお昼を回っています

お腹の時計がボ~ン ボ~ン

これだけは正確で狂った事がありません…








土日営業のみの お寺のそば蕎麦屋さん
こちらでお腹を満たしましょう…







どこか 時を遡った様な佇まいをみせるお店
その素朴な感じと しっかりとした歯ごたえの傍…
美味しく満たされた時でした



何事も 終良ければ…という事で
苦行も忘れて 満ち足りて…
こうして私の修行は終わりとなりました♪



何も学びの無い私らしい行場巡りでした

























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