ふと思い出す事…
寒くなってきて
冬も眠りに入ろうと 葉を落し
落ち葉の絨毯を広げて 冬枯れの木々が寒々しくも
山肌を飾りだしたころに
まだ 小さな蝶を見掛ける事が…
晴れた日の桧塚奥峰でも
薄黄色した小さな蝶が忙しげに飛んでいたのを思い出します
お写真に収めようと追っかけますが
アングルから外れており、いくら見ても
画像の中にその姿を納めきれずに 写真は1枚も残せていません
寒々しい . . . 本文を読む
しばらく PCから離れて 独り旅…
生まれて初めての 独り旅
サンダーバードに乗って独り旅
流れる景色を見ながらの 独り旅
切符を買うのも ドキドキ
自動改札口を通るのも ドキドキ
特急券も、乗車券も、一緒に改札口に差し込む事すら知らずに…!
ピンポンピンポン!
ゲートが閉じて…
後ろから 冷たい視線が突き刺さり…
私のお顔 炎上! . . . 本文を読む
今年の夏は 摩訶不思議
梅雨明け宣言の次には雨続き…
カエルの合唱もありません
気が付けば 雨の合間に 蝉の声…
賑やかに啼く声が 曇った空に響きます
夏 どこや
いつ来たのかも わからない
便りもなければ 夏らしくもない
ただただ ムシムシと 暑いだけ
夏 どこや
いつ来たのかも わからない
太陽も どこかに隠れて 出て来ない
ただただ 驚くほどに 雨が降る
. . . 本文を読む
山の写真を見ながら チチが言う
冬の武奈ヶ岳…面白いだろうな…
他人の山のレポを見ながら チチが言う
冬の八ヶ岳は面白いよ
今にも「行こうか!」と 言いそうな勢いがある
だけどそういいながら手は、膝を摩っている
リハビリ登山2回目の蛇谷ヶ峰に出向いて帰って見ると…
チチの膝は やはり腫れている
痛いの?
いや…
痛いんでしょう?
それほどでも…
そう言い . . . 本文を読む
お~い 春よ
今どこに居るのですか~
そこまで来ていますよ~
お~い 春よ~
何故、早く来てくれないのですか~
前が詰まっていますから~
・・・
・・・
便秘ですか?
…
…
失礼な!
まだ、冬将軍さんが 居座っていらっしゃるのですよ~!
では・・・
まだまだですね・・・
いえいえ・・・
もうそこに見えていますよ♪
耳を澄ませてみて下さい
周りに目を向けて下さい
. . . 本文を読む
寒いと・・・
身体が固まって動きません
冬眠という言葉
わたしに欲しいです
人にはなぜ冬眠という風習が無いのでしょう
寒いと・・・
思考能力も低下します
のんびりコタツでほっこりしていたい・・
そんな私は怠け者・・・
明日も寒くなるそうな・・・
どうしましょう・・・
どうしましょう・・・
のんびり座椅子で眠るネコ・・・
私もネコになりたいな・・・ . . . 本文を読む
春恋しい・・・
待てど空は まだ冬の空・・・
冷たく風が通り過ぎ
凍てつく手をすり合わせ
春よ来いと見上げれば
膨らみかけた蕾が呟いている
もうすぐだよ
もうすぐだよ
春はそこにいるんだよ
枝先がほのかに染まり
赤みを帯びてゆれている
春はまだですか?
もうそこに来ているんだよ
恋焦がれて待ち遠しい・・・
大丈夫
あなたの後ろで微笑んでいる
春はそこにいるのだよ
. . . 本文を読む
寒かった冬も
いつしか旅立ちの準備・・・
振り返ると
今年は雪が多かったのか 少なかったのか・・・
寒さは続いているけど
あちらこちらで春の声が
でも・・・まだまだ
寒くって
今日は冬に逆戻ってしまったね . . . 本文を読む
山茶花の花
椿に似た冬の花
この山茶花の咲く頃
娘が良く笑った・・・
幼子の愛らしい笑みは
いつまでも心に沁みて離さない
それは…時の流れが止まり
その時だけが
永遠に残されている
山茶花の花は
その時が来ると
ハラハラと
花弁一つ落ちて行く
また一つハラハラと
散らすように落ちて行く
椿の花の潔さと違い
その最後は
誠しなやかに…
散りながら落ちてゆく・・・
娘の笑顔も
落ちてゆ . . . 本文を読む
空からの贈り物
白く冷たい綿菓子が
空から舞い降りて
頬に止まって溶けて行く
風さんも
空高く渦を巻いて
白い綿菓子を撒き散らし
辺り一面に降り注ぐお手伝い
冷たい冷たい
天から送られた贈り物
溜まって溜まって
雪化粧・・・
あちらこちらに六角花が咲き乱れ
お山でないのに
花見が出来た
. . . 本文を読む