何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

真夏の出来事

2016-07-30 18:11:34 | 



私じゃないんでしょ
言葉を噛みしめて
涙は見せなかった

知らないまま
やり過ごしていれば
今でも少しは一緒にいられたはず

そう意味もなく
体を重ね合って

私たちは終わった
短い真夏の出来事だった
まだ何も始まっていなかったけど

願いが叶うなら

2016-07-29 20:46:35 | 
あなたは「またね」と言って
電話を切った

あれから私は
ずっとあなたの足跡を探して
生きている

二人で聴いてた歌に
心を重ねて
生きている

あなたは誰よりも
やさしくて
嘘つきだった

もし願いが叶うなら
今欲しいのは
流されない強い心


心を返して

2016-07-29 13:34:50 | 
昨日のことが
嘘みたいに
流れて消えた

僕を信じて
あなたは言った

私は?
信じてる
信じてない
信じたい
信じよう

あなたをまっすぐ
見つめれば見つめるほど
私だけ想いが募って
あなたへの不安が募って

もう分かんないよ

待っててなんて言わないで
優しくなんかしないで
もう私の心を返して

真実

2016-07-28 19:47:37 | 
愛は目に見えないもの
そんなの分かってる
でも感じることはできるはず

ここにあなたがいること
その事実は確かだけど
真実は見えないまま

もうこれ以上やさしくしても
今以上にはきっとなれない
抱きしめても
キスをしても
頬をなでても
嘘をついても
愛しても
愛しても
もうこの事実が
真実なのかもしれない

ゼンブカコケイ

2016-07-28 16:53:30 | 
好きだった
優しかった
ずっと近くにいた
でも遠かった
ずっと心で泣いてた
ずっと名前を呼んでた
気づいて欲しかった
抱きしめて欲しかった
大丈夫って安心させて欲しかった
きっと愛されてたはず

でもあなたはいない

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