何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

泣いたのは

2018-07-12 21:00:50 | 
君が恋しくて
空を仰いだ

君が愛しくて
光を仰いだ

出会ったのも
こんな夏の日だった

僕が考えていた
幸せのシナリオは
君にとっての幸せとは
違ってた

どこまでも
悲しい人

さようなら
飛び立つ心

泣いたのは
仰いだ夕空が
寂しかったから


悲しい事を言わないで

2018-07-06 23:06:19 | 
氷のように冷たい言葉
力をなくした
投げやりな態度
そんなに悲しい顔をしないで
未来を信じるって言ったじゃない
苦しい過去から逃れて
やっと出会えたのに
そんなに悲しい事を言わないで
心がどこかへ行ってしまいそう
変わらないものがある事を
信じていたいのに
ずっと笑っていられないのは
分かっているけど



愛の形

2018-07-05 23:16:26 | 
涙も枯れ果てて
冷静さを取り戻したら
悲しい歌は悲しく聴こえて
幸福な歌は切なく響いた
あなたでなければと
唯一の存在だと
認められることで
救われていたのだと思う
あなただからわがままになって
あなただから許せなくて
あなただから越えられなかったものを
私だからいけなかったのだと
初めて知った愛の形
そして怖さ