雨の向こうに霧に包まれた城跡が・・・・!
一週間の休息を終えて・・・・
風よりも大雨に注意との台風6号情報だったが雨も風も大したこと無さそうなので
予定より少し遅くなったが荷物を積み込み お昼前に家を出て山の家に向かう
風が少し強いくらいで走行には全く問題がなく 出発が遅かったためか台風のせいか
普段の週末と比べると車が少なくて走りやすく のんびりと風景を楽しみながらの道中
しかしいつもと違い空気が妙に白っぽくて ちょっと不思議な印象の景色が広がる
たぶん台風に吸い寄せられた大量の湿気に光がぶつかり拡散されているからか
時としてそんな湿気が小さな霧となり柔らかく全体を包み込むような霧雨に変わる
かと思えば 雲の切れ間から太陽が射し込み蒸し暑さを見せつけるようなときも
目まぐるしく変わる空模様に合わせるかのように雨も降ったり止んだりを・・・・
岡山に入ったころから様子が一変 時おりバケツをひっくり返したような雨にも遭遇する
空を見上げると車の上だけに黒い雨雲が広がる感じで 車をめがけて投げつけるような
激しい雨は徐々に連続的となり道路沿いを流れる川は 茶色の濁流となり激しく流れ下る
その激しさは徐々に増して昨年の7月豪雨で水没したエリアを走るころが一番激しく
前が見えないほどの土砂降りに 昨年の映像が浮かび 一瞬水没の恐怖が頭をよぎる
通過した成羽の町は今夜 備中名物愛宕大花火で賑わいを見せるはずだが この雨では・・・・
山の家の近くまで走ると雨の痕跡は全くなくて土は白く乾いたままで道中の雨が信じられない
これほど境界線がはっきりしている今日の雨の不思議さ 局所的でゲリラ豪雨の典型といったところか
夜のニュースで愛宕大花火が中止になったと・・・・