道中は霧の中・・・・
今日も朝から雨 以前から面白い名前で気になっていた 「上下」へ
道中 ほとんど山あいの道 時おり深い霧が幻想的な風景を見せる
上下町は 江戸時代 幕府直轄の天領として 代官所が置かれ石見
銀山の銀の集積と瀬戸内海への中継地として両替商など金融業
また銀山街道の宿場町としても栄え 白壁やなまこ壁 格子窓など
往時の面影を留めた家並みに昭和初期の洋風でモダンな建物も
しかし雨のためか過疎の為か人影は無く少々寂しい感じを受ける
ガイドマップを片手に散策を始めるとCafeの入口に写真展の案内
地元の写真展と言うので少し町の様子が分かるかと入ってみたが
参加者が地元の人で 写真は上下町のものとは限っていないと云う
ママさんが丁寧に 町の歴史や街道筋の変化について話してくれる
今の町並みは昭和の道路拡張の時 家の道路側を切りとって道を拡
げたので昔の宿場町の姿からは随分と印象が変わったのではと・・・
現在の資料館(岡田邸)は 田山花袋の「蒲団」のヒロインのモデルに
なった岡田美知代の生家・・・・等々エピソードを交えて話してくださる
写真は物にならなかったが楽しい時間を知らない町でゆっくりと・・・・
倉庫の扉に張り付いて まるで番犬かと・・・・!
帰り道も!!