やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

もう消費すら快楽じゃない彼女へ 田口ランディ

2007年02月21日 10時13分06秒 | 
白洲正子と無意味な世界
 石ばしる垂水の上のさ蕨の萌えいづる春に
     なりにけるかも  志貴皇子
の歌を白洲さんは無内容だから好きだと書いておられるそうで、
(花にもの思う春-白洲正子の新古今集)
「無内容とは、意味とか観念とか意識とか思想とか
 そういうものを全部取り去った後、おのずから
 満ちてくるもので、それは音楽のように気持ちよく
 流れるものであり、消え去った後には汲めどもつきぬ
 泉の豊かさが残る--山本健吉」の箇所心に残りました。
なんだかまた聞きのまた聞きのまた聞きみたいですが-----。
この場合又読みの又読みの又読み---。

コンセント 田口ランディ

2007年02月21日 09時46分58秒 | 
話題になった本らしいのに全然知りませんでした、
図書館で出会ったエッセィから、興味を持ち
読んでみました、迫力がありました、事実に添った
箇所もありそうで、お兄さんへの想いはワ-ンと
響く感じで伝わって来ました。