やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

暴走老人! 藤原智美 文藝春秋

2007年10月23日 22時15分43秒 | 
ひとは老人になればまあるく穏やかになるものでもない、
時代のスピードは速すぎるし、ついて行くつもりはなくても
取り残された感じはある、老人の端くれとしてそう思う。
 情報化社会という社会風景の地下で、人々の内面=感情、
 情動のあり方が地鳴りを響かせながら揺れ動いている。
 社会の深層で大きく変わっているのは、人と人とのかかわり方である。
題名だけで面白い本かと思ったら、真面目な分析本でした、
その通りだなぁと納得の事柄ばかりでした。

徘徊老人の夏 種村季弘 筑摩書房

2007年10月23日 15時26分09秒 | 
さりげないユーモアに溢れおかしい、
徘徊老人をやっている時、脳硬塞で倒れ、入院生活を送り
リハビリをかねて、病院へも一時間半も歩いて通うそうで、
凄い! 病気になってもこの心意気と感心しました。
今の世の中は、御婦人方が遊び歩いて、亭主のいる家へ
帰りたがらない、徘徊婦人が増えているとありましたが、
そうですね、家って 結構飽きるものかも。