やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

自虐の詩

2007年10月31日 14時57分38秒 | 映画
「西日があだって(当たって)びんぼうくせー(貧乏くさい)」というセリフが
3、4回は出てくる、中学生迄の主人公の舞台が気仙沼、宮城県でした、
なんだべー懐かしいーと単純に思いました。
卓袱台ひっくり返しの亭主の方が悪いのかと思っていたら
後半、実は・・・・・・ということがわかって、ジンワリ、ほろり。
傑作漫画(業田良家作)の実写化だそうですが、東北弁の温かさとほんわり感と
面白さ、中谷美紀さん、阿部寛さん他良かったです、
特に西田敏行さんの方言は自然で(福島出身だから)身体のコロコロ感と
調和?して(エプロン姿等)おかしくて、東北弁って深刻な話でも、何故か和みます。
ハッピーエンドなので、後味もさわやかで、いい映画でした。
監督は「トリック」シリーズの方だそうで、いろいろ小技はきいてる感じです。

幸福論 小倉千加子 中村うさぎ 岩波書店

2007年10月31日 08時22分54秒 | 
「これほど皆が結婚のことを考えていたり、自分の人生の意味を
考えているということは、結婚ができなくなるということなん
ですよ。世の中が保守化していくという言説が広まれば
広まるほど、結婚制度は破綻していくと、私は思っています」
とは小倉さんの意見、中村うさぎさんとの対談ですが、
自分を実験素材として?掘り下げて、掘り下げて、理論を展開していく
うさぎさんの意見の方に私は惹かれます。
制度としての結婚は我が家でも 破綻しているのかも、
今はお互いに、束縛せず、自立して、同居生活をというところかも。