自分もトシヨリなのに あまりトシヨリについて知らなかったようで
なあんだそうなのかと思うことが多々ありました
老化早見表なるものがあり 夫の口煩いのは指図分裂症だったのかと
納得したり 自分には横取り症があるから気をつけねばと思ったり
ドラマや小説でトシヨリについての記述がしっくりこないなと
思うことがありましたが
それを作っている人々がせいぜい50代止まりだからとか腑に落ちることばかり。
老いとは寄り添え 病とは連れ添え 医者は限定利用だそうで
わたしもこの頃は医者には面倒くさいのでなるべくいかないでいるのだけれど
それでもあまり困ることはない。
トシヨリが書いたトシヨリ向けの本ということですが そうは言っても
上品なドイツ文学者の方の見識がしっかり流れている楽しく為になる本でした。