ほぼ湯沸かし専用のジェットボイル
アルミクッカーなら大体炊飯ができるはずなのだが特徴的な構造のためか極端に報告例が少ないのでレッツ炊飯
動画のほう「炊飯ネットとジェットボイルで飯を炊く 」
- ジェットボイルが調理に向かない理由
まず別モデルとかで事故報告で多いのがこのジェットボイルをジェットボイルたらしめている鍋底のフラックスリングが燃え尽きてしまう事例
バーナーの熱を無駄なく回収してクッカー本体へ流す役割がありますが、空焚きに近い状態になると熱を流すことが出来なくなって破損してしまうという
火加減に気を付ける必要がありそう
次に多いのが鍋底の焦げつき、バーナーの範囲が極端に狭いというのが主な理由
そしてクッカーの深い構造による掃除の手間
大体この3つがジェットボイルが調理に向かないと言われる理由のトップ3
- 炊楽ネット
そして焦げ付きとお手入れの手間の両方を回避できそうなアイテムを調達
ポリエステル繊維のネットをさらにシリコンでコーティングしたものでこれでお米を包んだまま研ぐと水切りが簡単、炊飯後もお櫃や保温機に移すときにネットごと持ち上げられるという使い方ができるもの。
鍋肌に直接米を触れさせないので焦げ付きも防止出来そうだと直感
注意書き、通常の3倍の耐久性らしい
蒸し布にも使えるそうなので用途が広がりそうだ
1m四方は流石に大きすぎるので必要なサイズにカット
直径が10cm
深さが11cm
ざっくり30cm四方にカットしていきます
切りました
クッカーにセットしてお米を入れ
包んで底まで押し込む感じになるのかな
初回使用前には5分煮沸してとあったので煮沸
- 炊飯開始
ジェットボイルにネットをセットします
ネットは軽くかけてお米が入る程度押し込みます
お米をセット
余った部分で包むようにして鍋底に押し込み水を入れます
このようにジェットボイルの標準蓋は湯切り用や注ぎ口の穴があるため蒸気が大量に抜けそうだなと思い水は標準よりも多めにしてあります(多分これが良かった)
点火
普通のクッカーなら5分くらいで沸騰したら弱火にしてという手順になりますがジェットボイルなので1分とかからず沸騰しました
これ以上回したら消えるギリギリの弱火で10分ほど加熱していきます
蒸気が出すぎるので蓋の上にボトムカップでさらに蓋をした状態
実はこれカップの中でスチーム調理ができるジェットボイルの公式テクニックです
15分ほどかかって沸騰音がしなくなったので一瞬最大火力にしたらすぐにコゲの匂いがしたので即消火
意外と時間がかかったのでもう少し強火でも良かったのかもしれない
蒸らしてる間はクッカーをバーナーから分離してシングルバーナーとしても使えるのがジェットボイルの利点
または蒸らしもネットごと抜き出してビニール袋に入れて100均のお握り保温袋なんかでもよいかもしれない
蒸らし中のクッカーにボトムカップを装着し忘れているが、フラックスリングが逆に放熱フィンのように働いてしまうので必ずボトムカップを装着してサーマルクッキングになるようにしよう
10分の蒸らしが完了しました
硬さは良い感じです
ネットごと引き抜いて別の容器に簡単に移せます
なんならこのまま巨大なお握りにしてもいい
クッカーの底に少し焦げが見えますが一拭きでとれる程度です
ネットの底の部分焦げうちにも入らないくらい
ネットの中のご飯の底の状態
うっすら色がついてる程度
完璧な炊き上がり
ネットはデッドスペースでお馴染みの底のフラックスリングの中に仕舞うことで持ち運びも簡単に
- ジェットボイル炊飯勝利の方程式
- 炊飯ネットを使用
- 水は多め
- 沸騰までは一瞬なので気を抜かない
- 弱火で10分加熱(ボトムカップを蓋の上に乗せて蒸気が逃げないように)
- 10分蒸らし(ボトムカップを底に装着して放熱を防ぐ)
撮影が楽になるアイテム
- 余談
素材がふんだんにあるのでメスティン用にもカット
こんな感じ
角のRでフィット感が弱いのでもう少し工夫が必要
炊飯のときや蒸し布として活用できると思う
残り、メスティン用にカットしてメルカリ辺りで販売するかな
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます