怪獣ベビーと歩む道

「すくすく育って」の思いを真ん中に、
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あざみ野うかい亭@あざみ野

2006-01-11 04:14:56 | restaurant
あざみ野うかい亭。
念願のオープンです。

すでに予約でいっぱいという噂でしたが
大胆にも「これから伺いたいのですが」と問い合わせ。
もちろん当日は埋まっていましたが「明日の三時半なら」とお返事が。
三時半なら、怪獣のお昼寝タイム。ゆっくりお食事できる!

家からバギーでお散歩していると
ちょうど寝付くような距離。
まさに寝かけたところで、荘厳な建物が目前に。

横浜うかいの建物や内装がすばらしかったので
あざみ野は、それほどにはならないだろうと思っていたのですが
どうしてどうしてこちらも素晴らしい。

噴水のあるお庭を、いくつものお部屋が囲んでいます。
箱根「ガラスの森美術館」を思わせる中庭
(そういえば、うかいスポンサーでした)。
外からは、瓦屋根が見えたので
日本のお屋敷のような建物を想像していたのですが
明るくゆるやかな空間は南仏の邸宅のよう。
内装は、和のアイテムで飾られ、
ゾーンごとにはモダンな家具も配置されてます。

聞くと、当初はここでフレンチを展開する予定もあったそう。
なるほど、そんな雰囲気でもあります。

個室をゆったり利用できるのも、寝る子を抱えては有り難い。
お庭も見渡せ、次の間のようなソファスペースもあり
本当に贅沢な気分。

今回は、この季節の食材で彩られたコース。

ウニのフラン(磯の香りたっぷり)
タラバのジュレ(どしっと重い蟹身がジューシー)
じゃがいものスープ(さらりとしてるのに味はしっかり)
甘鯛のナージュ(絶品!)
うかいステーキ(何も言う必要なし)
リゾット(きのこと雑穀の食感が絶妙)

「ナージュ」ってはじめて聞きました。
魚介などをブイヨンで調理し、そのスープをソースにしていただくお料理だそうです。

このナージュが最高!
ウロコもいただけるという珍しい逸品。
しかも、ウロコの食べられる甘鯛は
この時期だけ、さらに1.2kgの甘鯛に限られるそうで
それはそれは貴重なものなのです。
甘鯛のウロコは松かさのように焼かれパリパリ。
濃厚なバターと香草のスープに泳ぐほっくりした白身をいただきます。

徒歩で来たから、ワインもいただける。
シャンパン、白、赤、すべてグラスで店員さんにおまかせ。
あー、近所にうかい亭があるって素晴らしい!

大満足のステーキが終わった頃、怪獣が起きだして
彼のソーメンと私のリゾットをおすそわけ。
寝起きなのに、がつがつ食べてました。

うかい亭といえば、のガーリックライスが
どうしても食べたくて、わがまま追加オーダー。

食後のコーヒーは、2階へ。
赤い絨毯の階段を登り、オークの落ち着いたお部屋で。
夕暮れがまたしっとりとした雰囲気に変えてくれています。

しかし、タルトタタンと季節のシャーベットは、怪獣との奪い合い。
私にとって、デザートをゆっくりいただくのは
コース料理のメインといってもいい特別な時間なのに。
カフェオレも飲みたがり、奪い合っていたら
あーあ、ちょっとだけ、こぼしてしまったわ。

まあ2時間ゆっくりお食事が出来ただけ
有り難いと思わなくちゃね。
きちんとナイフとフォークを使えるようになったら
アミューズから一緒にいただこうね(いつ?)。

***
あざみ野うかい亭

コメント
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