立冬も過ぎ、小雪間近。
あれよあれよと云ううちに
本年も残すところ、カレンダーが薄く二枚残るのみ。
先日行った、曽爾高原。
圧倒的な、すすきの群生は
ふわりとひらいた穂が、風に揺れ
そろそろ冬枯れの季節。
以前から行きたくて
なかなか行けなかった場所だったのだけど
行って後悔はなし。
スケールの大きさ、素晴らしさに
来年は、月夜に揺れる若い穂を
見に来ようと誓う。
そして
毎度、安定の佐川美術館。
ムーミンコミック展を観に来た。
平日と云えども、人気イラスト展。
混んでるかと思いきや、人影もまばらで
多いに堪能す。
ここの、ほのかに暗い空間が好き。
海の底から、空を眺めるかのごとく
少しつま先立ちになる。
さて
話しは変って
先日、いつものように仕入れ後。
ガラガラと台車を押し、荷物を車に積もうと
駐車場に向かう。
すると、なにやら一組のカップルが
nap号の、開きはなった窓から中をのぞき
周囲をグルグルと眺め、ニコニコと話しておられる。
まったく、人気者のnap号である。
その様子を眺めつつ
私もニコニコと近づくと
外国人と、日本人のカップルだった。
で
「ヘロー!」
と、話しかけてみる。
高身長、男前の男性は
イタリア人だった。
隣りのチャーミングな彼女が、話しを訳してくれ
しばし談笑す。
彼は、トリノの整備工場で
働いていたらしく
nap号に興味津々だったよう。
エンジンフードを開けてみたり
ボンネットを開けてみたりし
よほど、興味があったのか「ワーオ!」の連呼。
気がつけば、彼女共々後ろに載ってもらい
はじまるぐるり試乗会。
クルマの中で
「そーいえば、西宮にイタリア人がピッツエリアをやってる。
とても美味しいし、機会があれば是非」
っと、話しをすると
まさかのマリオの友人だった。
そんなわけで、なんだかんだ世間は狭いよなっと
しみじみ想いつつ帰路についたのであった。
Chao!
napdesign