名取のパソコン教室から

みちのく仙台に隣接した名取市に在る「ゆっくりたのしくパソコン教室」から日々の話題をお伝えします

「姉さん事件です」

2012年02月06日 | 震災関連
タイトルは高嶋 政伸風のセリフになりましたが、今日は長文になります、ご注意を。

おととい家に帰ると郵便物が届いていました。開けたら書類が出てきました。
中身は名取市からの「意向調査票」でした。↓



書面によると現在、「閖上復興まちづくり推進協議会」を設立して閖上地区の復興まちづくりについて議論しているから
その「土地利用方針案の内容や将来の住まいなど」に関しての考えや意見を聞かせえてほしい、とあります。

そこで、書面に記入するに当たり、協議会の議事録を閲覧しようと思い書類を送ってきた「名取市 震災復興部
復興まちづくり課」に先ほど電話しました。

☎「書面に記入するに当たり、協議会の議事録を見たいのでどこに行けば見られますか?」

担当者「少々お待ちください・・・・名取市のHPにでています。」

☎「HPに出ているのは第4回までで抜粋しかないので議事録が見たいのです」

担当者「少々お待ちください・・・議事録は無いそうです。」

☎「無い?本当ですか?」

担当者「HPへの掲載が遅れていましてすみません」(第5回と第6回の抜粋内容の掲載が無いという意味)

☎「本当に、本当に議事録は無いんですか?」

担当者「有りません」

☎「あ、そうですか、どうも。」

回答期限もあり、2月13日(月)までポストに投函しなくちゃならないのに。

こんな重要な内容を聞かれているのに。

これがたった2度目で、なおかつ最後の意向調査(アンケート)なのに。

どんな内容がどんなふうに話し合われたのか知りたいのに。

それなのに議事録がない  なんだとー!!!!!

これじゃ原発事故の際の「原子力なんとか会議」で国のやったことと同じじゃないか。

そして、参考資料などといってさらりと付けてきたものを見ると↓



ぱっと見は去年の11月に開催された「閖上復興100人会議」の際にイソオ市長が

得意げに説明したイメージ図と変わらないように見えますが、実は相当変わっています。↓




昔のまちの面影再生エリアなどは無くなって、

何故かお寺と神社の位置だけは決まり、

新たに「朝市」と「商業施設」の位置が決まってる。

一体だれが、どんな意見で物事を進めているのか?

一番の違いはこれ↓



こんなきれいなパースをわざわざ見せて「こんな大きくて頑丈な人工地盤があれば街を守れる」と

大きく胸を張ったイソオ市長さん、いつのまに計画変ったんですか?今回の絵では点線だけに

なってますよ。さらに、この地区を民間の企業に事業丸投げで使わせようとしていますね。

閖上(ゆりあげ)非居住エリアにおけるビジネスプランの募集について

これじゃあまるで詐欺だ。住民への裏切りだ。


今回のアンケートには次のように意見しようと思います。

「土地を売る、売らないに関しては、その売却価格を明示されなければ決めることはできない。

そもそも、参考資料にある「津波に対する安全性を確保します」の言葉はまやかしではないのか。

どんな根拠が有って、誰が判断したものなのか。

住民が本当に帰っても良いと思える「安全で安心な街」の像が示されなければ全ては絵に描いた餅である。

住民の皆が納得するものでなければ現地再建案には反対する。」


皆様からのご意見を広く求めるものです<m(__)m>





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