質問者:ハイル禅師 ホラー映画の「貞子VS伽椰子」のように
化け物同士の争いは多いのでしょうか?
私:この映画はリングシリーズの山村貞子と呪怨シリーズの
佐伯伽椰子が日本ホラー映画で共演して最終決戦という形で
互いに死闘を繰り広げる興味深い内容であります
ただ現世では霊同士が争うリスクを冒してまで
強者同士が互いに戦うことはほとんどありません
映画では男が化け物には化け物をぶつけるんだよ!
と叫びますが現実的には思惑通りに運ばない訳です
妖魔でも怨念霊でも自分よりも弱い者や恨みのある者に対して
逆に徒党を組んだり一緒になって破滅に追い込むことが普通です
怨念霊でも除霊師や退魔師に強力な龍神や天狗が憑いていると
恐ろしい為に一時は離れますが形ばかりの除霊が完了すると
恨みを増幅させて再度当事者に憑依します
しかし化け物同士の戦いの場が魔界などの霊界に移ると話は
別であり縄張り争いや支配地域を廻って激しい争いを起こします
例えば西洋と東洋の魔物に分かれて戦うなど組織的な戦も多く
一例として顔が人間で体がサソリの西洋側と
顔が人間で体がクモの東洋側の戦などはテリトリーの奪い合い
以外に互いの優劣も決定させたい思惑もある