質問者:ハイル禅師 この世はなぜ残酷なことばかりが
起こるのでしょうか?
私:多くの宗教家は「人の心のありようが現象化している」
のだと主張されるが この世といえども地獄想念の人ばかり
でもない矛盾がこの説明では生じるのであります
霊界は現実界とは違い霊層界によって区分されている為
地獄想念の人でさえ厳密に分けられており似たレベルの人と
一緒にされて絶えず雷雨や地震及び噴火が生じる世界にいたり
戦争で互いが四六時中殺し合う世界に存在しています
だがこの世である現実界は心が天国界の人もいる訳で
どんな霊層の人も地球上に一緒に住んでいる世界なのである
この世で残酷なこと(戦争・民族浄化・伝染病・天変地異など)
ばかりが生じる理由に文明や文化が進歩する為の布石であったり
罪穢の浄化であったり極端に悪が行われることで人類に対する
警鐘や戒めの意味を持つからであります
要するに人間は歴史から教訓や知識を学習することで
環境保全により温暖化対策をしたり戦争や残酷な出来事を
二度と行わないように踏み止まる指標になるのです
残酷な出来事は浄化や進化を齎したり人の心を強くしたり
深い反省や教訓を得るためには必要悪の意味もあるのです