質問者:ハイル禅師 人間の霊的借金とは自分自身の
自然の摂理に反した言動によってカウントされて
いくのでしょうか?
私:基本的にはその通りでありその上に自分が生まれた
家系の霊的債務も加えられます
個人も組織も国家もいろいろな活動をする中で必然的に
知って犯せる罪や知らずに犯せる罪穢れが溜まっていきます
例えば小さな災いの霜が積み重なるとやがて固い氷のように
大きな劫となりますが いづれは必ず浄化作用が起こり
その人の因縁に見合った災禍厄難に見舞われます
これを易経では「霜を履みて堅氷に至る」と言う
常日頃の小さな事柄でもクモリを出すような言動をしていると
自分自身の心と体に蓄積していきます
これらが病気の元に成る霊的なクモリや邪気を誘発して
身体に病難や災難を引き寄せる呼び水となります
人は真摯に善行を施して救霊を受けて罪障清算の継続を
行っていく人生こそが借金返し+徳積貯金になっており
一切無駄がないのであります
ストレスで誰でも自然の摂理に反した暴言や愚痴などを
吐くこともありますが意識的に善行によって消すように
努力すればよいのであります