ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

バブルの時に購入した別荘である不動産がほぼ無価値になりました

2023年07月15日 | 教え

質問者:ハイル禅師 バブルの時に購入した別荘である
不動産がほぼ無価値になりました 子供達も相続を
嫌がりますので大変困っております

私:バブル時代の頃は大手会社の課長でも金一封が年二回と
賞与も年二回あって年収で手取り二千万弱程度ありました

そういう事情もあり周りのサラリーマンも別荘の入手が現実的
となりステータスとして別荘の購入がブームになったのです

しかし現在の課長は年収で手取り六百五十万円位なので
バブル時代の絶世期に比べて三分の一程度であります

バブル当時は右肩上がりに不動産の価値がどんどん上がると
誰しも考えていましたがバブル経済の崩壊で株が大暴落して
土地も下がりました

現時点ではバブル崩壊から三十年以上経過していますので
物件も痛んでいる上に不便な場所という理由で
軽井沢でさえ100円で売られている場所もある

その理由はこの国の固定資産税・都市計画税が異常に高く
敷地の広い別荘は特にそうだからです

さらに私道などの整備負担も管理の名目で国や自治体から
個人地主等に義務付けられており別荘を保有しているだけで
1年間で五十万~百万円の税負担が生じます

その上維持費も別途必要となるが子供達にその余裕がないのは
低い年収でも明らかであり富動産ではなく負動産を持っている
親世代が圧倒的に多いのであります