2021年2月15日。今日も政府派と反政府派のニュースがせめぎ合っています。
ベラルーシ外務省は、ベラルーシ政府を支持している国はたくさんある、と表明。
国連は、たった一人の人間が全ての責任を負っており、ベラルーシの状況は全く改善されていない、と特別報告を提出。
今日も身柄拘束、取り調べ、家宅捜索、逮捕、起訴、裁判のニュースで埋め尽くされています。
それに対し、支援する人たちがデモを続けています。白赤白の旗は反政府、非合法行為のシンボルとする法律の制定に反対する人たちの署名は10万人を超えました。
スーパーマーケットチェーン「Green」の経営トップが逮捕されたニュースがすでに報道されましたが、今度がやはりスパーマーケットチェーン「BIgzz」の複数の店舗で、商品棚が空っぽになっているというニュースが流れました。消費者が空っぽの棚を画像に撮影して、マスコミに持ち込んだので、ニュースになったという状況です。レジ近くの商品棚はたくさん商品が並んでいるのですが、乳製品コーナーや冷凍食品のケースは空っぽです。マスコミの取材にBigzz側はなぜかノーコメント。
ミンスク市中心部にある「ツェントラリヌィ」スーパーももうすぐ閉店(これは昨年から決まっていましたが。)することになり、店じまいセールを始めました。
ブレストなどの地方都市でスーパーのチェーン展開をしていた企業も閉店を発表しました。
ベラルーシのスーパーマーケット業界で何が起きているのでしょう。
この他にもレストランやカフェ、ファーストフードの閉店(ファーストフードはさすがに大手は閉店していません。)ワイン専門店などの閉店が増えています。飲食店はコロナのせいだとは思うのですが、スーパーはコロナとは全く無関係で営業していましたし、昨今の状況は景気が悪化していることが原因だと思います。