2021年2月21日。今日は国際母語デーです。
そのため、世界各地に散らばっているベラルーシ人がベラルーシ語のスローガンや歌、詩の朗読などで、反政府デモ活動を行いました。
ちなみにベラルーシの公用語はベラルーシ語とロシア語です。
日本文化情報センターでもベラルーシ語と日本語でマクシム・ボグダノヴィチの短歌の朗読や民話の朗読会をしました。
反政府派の人たちの中には、もし政権が変わったら、公用語はベラルーシ語だけにしたい、と希望している人たちもいます。つまり公用語をベラルーシ語だけにしたいから現政府に反対だ、ということです。しかし、私から言わせれば、言葉の問題はデリケートなので、大統領が代わったからといって公用語が一つだけになってしまう、というような社会に1日では変化しないと思います。
また今日もジャーナリストや政治犯の釈放を訴えるデモ活動が各地で起こりました。多いのは花を壁に黒いテープで貼る方法ですね。
国立バレエオペラ劇場の新しい美術監督が、18日に就任して、19日に辞表を出しました。
つまり1日で仕事をやめたということです。(最初からそのつもりだったのでしょうか。劇場側からはコメントはなく、メディアの取材も断っているようです。)