ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年2月25日。水たまり

2021-02-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月25日。気温が上がり、雪が溶けて道のあちこちに大きな水溜りができています。また気温が下がるとこれが凍って、あちこちスケートリンクのようになるので、このまま春が来てほしいです。

 去年8月11日、ブレストで反政府デモ活動に参加していたときに治安部隊から銃槍を受け、その後死亡したシュトフさんを撃った人物の裁判がありました。近くにいた証言者(治安部隊員)は被告人がシュトフさんの肩を狙ったが、後頭部に間違って当ててしまった、などの証言をし、被告人も殺意はなかった、検察が主張している状況と実際の状況は異なると裁判で訴えましたが、結局大筋で認め、10年間の有罪の判決が出ました。刑務所ではなく、更生施設の厳しいほうのカテゴリー(刑務所とあまりちがいはない条件)で10年間収監です。

 裁判は反政府運動をしていたシュトフさんに対しても、有罪判決を出しました。しかしすでに死亡しているので、刑罰は言い渡されませんでした。

 

 ベラルーシの郊外型大型スーパーのはしりである店舗「Bigzz」の商品棚がほとんど空になっていることが報道されましたが、やはり閉店するようです。公式には発表されていませんが、そうなるようで、「一つの時代の終わり」などと報道されています。

 

 ポーランドではベラルーシの国営企業の製品の不買運動が始まったようです。

 ベラルーシは多くの輸入品がありますが、輸出品も近隣諸国に多く輸出しています。これからベラルーシの国営企業の製品は、ロシアなど、友達の国には輸入されるでしょうが、そうでない国では売れなくなるでしょう。

 これからベラルーシの経済はどうなるのか。

 

 国連はベラルーシ国内で大きな人権問題が起きており、危機的状況という分析を発表しました。

 

 

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者28万2898人。死者数1948人

2021-02-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月25日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は282898人になりました。1日の新規感染者数は1191人で、1000人を越えたままです。1日の新規検査数が1万7000件なのでこの数字ですね。

 死者数は1948人。

 273146人が回復しました。

 484万件の検査数となりました。

 

 私の同僚(児童図書館司書)はもうすぐエジプトへ海水浴旅行へ行くそうです。このようにコロナのことを全く気にしていないベラルーシ人も大勢いますよ。