ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年7月2日。ウクライナ侵攻から495日目

2023-07-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年7月2日。
 ベラルーシは昨日から3連休中です。

 オランダ・ハーグのベラルーシ大使館のガラスが割られ、壁に落書きされました。警察は容疑者1人を拘束しました。


 ロシアやベラルーシのテレビを見ていると、いかにウクライナ軍が弱いか、劣勢なのかという番組ばかりが流れています。
 そしてウクライナ大統領がザポリージャ原発を攻撃して放射能汚染を武器にしようとしていると報道しています。
 さらにはスピリチュアルなものも。ブルガリアの予言者ババ・ヴァンガがこんな事を言っていたとかロシアの国営放送で大真面目に紹介しています。
 他にも預言者みたいな人が出てきて、今年の7月17日にウクライナ大統領がテロを起こすと話していました。2週間後には的中したのかどうか分かりますね。


 ポーランド当局は、ポーランドとベラルーシの国境を強化するために警察官500人を派遣することを決定しました。

 ミンスクの南東約98キロで、ウクライナ国境から約230キロのオシポヴィチ近郊の軍事施設にワグネル戦闘員のものと思われる軍事キャンプが建設されているもようです。
 ウクライナ国境警備隊は、ワグネル戦闘員の兵力を8000人とみているようです。
 一方、ロシア側は、ワグネル戦闘員の多くがロシア軍に入ることに同意したと主張しています。

 昨日、ウクライナの著名作家、ビクトリア・アメリーナさんが亡くなったと所属先団体「ペン・ウクライナ」が今日、発表しました。先月27日、ウクライナ東部クラマトルスクであったロシア軍によるミサイル攻撃で負傷していたそうです。作家としてこの戦争を表現したかっただろうと思うと残念です。この攻撃による死者は13人目。子どもが4人含まれます。