ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年7月8日。ウクライナ侵攻から501日目

2023-07-08 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年7月8日。

 ザポリージャ原発の全職員が6日から10日まで休暇を取らされたそうです。
 この間に何かが起こるとか、11日に何かが起こるとか噂されていますが、とにかく何も起きないでほしいです。
 ロシアのロスアトム社と契約したウクライナ人職員は通常通りの時間で働いていて、ほとんどの人はロシアのパスポートも受け取っているそうです。しかしそうすると男性たちは軍事登録されることになって「兵士不足になったら、あなたたちに前線で戦ってもらう」と言われたという噂も流れていますが、噂じゃなくて実際そうなるでしょう。


 ベラルーシのオシポヴィチ地区にある軍事キャンプ場に兵士用の宿泊テントが大量に設営され、ここにワグネル戦闘員が駐留するのではないかと噂されていましたが。、ベラルーシ国防省は記者団に公開しました。
 ワグネル戦闘員は一人もいません。
 国防省側は、もしワグネルがベラルーシに来るとなったら来る、そしてここに駐留する予定だと明言しました。いつ来てもいいように準備はちゃんとしていますよと、マスコミの前で見せたという様相です。


 キーウのペチェールシク大修道院の聖職者が立ち退きを要請されていますが、それに対し、ベラルーシ政府は聖職者がベラルーシへ来た場合、支援することを発表し、国内の修道院に受け入れる準備を始めました。
 

 ベラルーシは最近は仲介役、逃げてきた人を受け入れるという立場を貫いていますね。