ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年7月17日。ウクライナ侵攻から510日目

2023-07-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年7月17日。

 以前ロシアのテレビ番組が「7月17日に何か起こる」と予言めいたことを言っていましたが、今日がその日。何が起こるのでしょう。人類滅亡?
 と思いながらニュースを見たら、未明にクリミア大橋で爆発が起き、橋の路盤の一部が崩落し2人が死亡、子どもが負傷しました。

 当然、通行止めです。今クリミア半島には、夏のバカンスで家族連れや旅行客が押し寄せていますが、私からすると、こんな危険な場所に子連れで遊びに行こうとするロシア人の気がしれません。情報弱者で今ウクライナと戦争をしていることすら分かっていない人たちなの?と不思議に思います。
 でもたぶん、今クリミアで海水浴をしている人の中にベラルーシ人も混ざっているんだろうなあとも思います。

 ウクライナメディア「ウクラインスカ・プラウダ」は今日、クリミア橋の破損について、ウクライナ海軍と保安局による特別作戦だったと治安当局者の話として報じました。無人ボート(水上ドローン)が使われたそうです。
 去年のクリミア大橋での爆発についてはウクライナ側は最近になって関与を認めましたが、今回は早かったですね。

 
 今日、期限を迎えたウクライナ産の穀物輸出をめぐる合意について、ロシア大統領報道官は「履行を停止する」と表明しました。合意の失効で穀物の流通量が減少し、世界的な食料価格高騰が加速する恐れが出てきました。日本も無関係ではいられません。
 18日以降は黒海での民間船の安全航行を保証せず、トルコに設置された「合同調整センター」は解散されるとも表明し、強気です。一方でロシアは自身の要求が満たされた場合、合意に復帰するとも発言しています。


 ロシア空軍のSu-25戦闘機がアゾフ海に墜落しました。
 パイロットは脱出し、救助されました。墜落の主な原因はエンジンの故障だったと報告されています。
 同機が海上で訓練飛行を行っていたそうです。

 この事故の追記です。結局パイロットは死亡しました。