ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年7月9日。ウクライナ侵攻から502日目

2023-07-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
2023年7月9日。

 ロイター通信などによりますと、中央アフリカで、大勢のワグネル戦闘員が飛行機に乗って飛び立ったとの報道が相次いでいるということです。行き先はベラルーシ?
 匿名の軍関係者が、数百人規模のワグネル戦闘員が最近、出国したことを認めたということです。
 しかし中央アフリカ大統領府の報道官は昨日、「撤退ではなく、人員の交代だ」と報道を否定しています。
 
 土日はジャーナリストのみなさんも休日なのかニュース記事の本数が少ないです。
 私もブログに書くことがないなあと思いながらニュースを見ていたら、広告が目に入りました。
 CIS諸国に住んでいる女性(なぜか18歳から22歳の指定あり)を対象にしたロシアでの就職斡旋です。職場はハイテク企業、高給、ロシアへの航空券(片道)支給、宿舎提供。・・・好条件過ぎて何だか怖いです。そして、やっぱりロシアは人手不足が深刻化しているのではないかと思えました。
 ちなみにベラルーシ人がロシアの大学に入学しても、男性はベラルーシの徴兵義務があるので、学業半ばにしてベラルーシへ呼び戻される法律が今年施行されました。
 保護者は反発して、法改正を望む活動を始めた親もいます。
 ロシア政府はベラルーシ人がロシアの大学に入学するのを歓迎するようになりましたが、それも卒業後ロシアに留まって働いてほしいと思っているからでしょう。
 それなのにベラルーシの政府は男子学生は徴兵のためにベラルーシに戻るよう法律を作っています。何だか矛盾しているような気もするし、ロシアとベラルーシの間で若い労働者の奪い合いが始まっているような気がします。
 日本も問題になっていますが、ロシアとベラルーシも人口減少、人手不足がこれから社会問題になると思われます。