ns日記

徒然なるままに・・・ ~日常を思うままに綴ります~

大相撲合志場所

2018-12-10 07:00:00 | スポーツ
日曜日、大相撲合志場所に行ってきました。

会場は「合志市総合センター ヴィーブル」というところ。

この会場が先の震災で被災したこともあり、復興支援として今回の巡業が決まったようです。

相撲協会は最近ゴタゴタが続いていますが、相撲の方はファンサービスもあり、かなりの盛り上がりでした。

会場に着いたころは、会場の土俵でまだ稽古が行われていました。

(既に満員御礼の垂れ幕が下がっています。)

11時半過ぎ頃から、まずは序二段の取り組みが始まり、三段目、幕下と取り組みが進みます。


その後「相撲甚句」が披露されました。

化粧廻しを付けた若い力士さんが輪になり、『ヨイショ!ヨイショ!』の掛け声とリズムに合わせて、一人ずつ唄っていきます。

途中の歌詞は笑いもありました。

元々そういうものなのでしょうが、以前、東京両国のちゃんこ屋さんで聞いた相撲甚句は年配の元力士さんが浴衣で唄われていましたので、イメージが違っていました。

次は「初切(しょっきり)」の披露。

相撲の禁じ手が面白おかしく紹介され、こちらも笑えました。

更に「太鼓打ち分け」の演奏。

「寄せ太鼓」(親方衆を呼び寄せるときの合図)、「一番太鼓」(清めの太鼓と言われ、昔は真夜中の2時か3時に打たれた)、「はね太鼓」(相撲が終わると同時に打たれる)の3種類の演奏がありました。

見事なバチさばきで、「はね太鼓」は相撲中継の終わりで聞いたような気がしました。

ここから十両、幕内と取り組みが進みます。

徐々に立ち合いのぶつかりの音も違って、流石に上位にいくに従って、かなり迫力が出てきました。

幕内土俵入り


横綱土俵入り

九州場所は休場だった白鵬関も出場しています!

一番盛り上がったのは、地元熊本県出身の正代(しょうだい)関の取り組みの時でした。

朝の稽古で豊山関が負傷で急遽休場となったため、代わりに正代関が取り組むことになり、元々予定されている取り組みと1日で2番取ることになったと放送されると場内大喜びとなりました。(粋な計らいですね!)

(黒っぽい廻しが正代関)

1番目に勝利して、その後2番目、阿炎(あび)関との対戦は熱戦の末、何とか勝利すると拍手喝采でした!

対戦も進み、三役揃い踏みでは、横綱とともに九州場所で初優勝の貴景勝関も登場しました。


結びの一番では横綱白鵬関が勝利し、千秋楽となりました。

本場所と違って、力士が身近に感じられる巡業は、結構、楽しむことができました。