北野たけしさんの言葉...。

「世の中いずれ気づくんだろうけど
早く気づいたもん勝ちだね。」

暴走族やってる人も..
パチンコに夢中の人も...

何もしないで親のすねをかじっている人も
毎晩酒ばかり飲んで愚痴っている人も...

「まてよ、将来俺はどうなるんだ。」
「俺はいったい何をしてるんだっ」

ってね。

珍しがっているのは僕だけ?

水色の大きな朝顔はよく見るけど
これはちょっと違っていて

3㎝くらいで花があまり大きくない
そして青がくっきりしている

いろんな花があるけど
青い花ってあまり見たことが無い

青い鳥も珍しいけど
青い朝顔も.....

えっ、珍しくない?
あっ、そう。

明るい老後の進め。

あーすればよかった。
こーすればよかった。

今さらどうにもならないことを
悩んだり悔やんだり...

おまけに気分までわるくして
自分を責めている...

でももうそれもしなくてすむ
じきに僕はボケて

嫌なことはみんな忘れて
楽しい老後が待っている....

....はずだ。

いつか夜の雨が...。

夕べは寒くて
ロッキーが僕の布団にやってきた。

僕も肌掛けだけでは寒くて
ロッキーの毛皮のコートにくるまった。

秋は静かにやってくる。
また散歩の辛い季節がやってくる。

ザリガニを捕るのは...ざりかに

用水路を覗き込むと
ザリガニの親子がいた

網をもってきて
捕まえようとも思ったが....やめた。

自然のものは
自然のままが一番いい

そう言った人がいたのを
思い出した

朝の光の中を...

稲刈りたけなわ
うす曇りのそら

ロッキーはそんな光の中を
とぼとぼと歩く...

ぼくも後からついていく
人生と同じで

積極的なのはロッキー

白鷺が飛ぶ空の下で

今朝は
とてもたくさんの白鷺が飛んでいる。

これがトキなら
どんな...かな

あの赤っぽい羽の色は
また違った美しさがあるんだろう

そんなことを考えていく
散歩道...

秋祭りと夕暮れ散歩道

稲刈りの人
農作業の人..

人はよく働く...
働かない人もいるけど

そして、地域の秋祭り
ピーピーピーシャラ...

ロッキーはこの音がきらいでほえる
ほえないけど..僕もきらい

ロッキーくん、ハーイ!!

退屈な昼下がり
ロッキーはあっちへ行ったり
こっちへ来たり

秋の日が差し込む部屋には
時間だけが
ゆっくり流れていた

人も犬も
同じようなもの
同じときを共有している

ロッキーに指を噛まれた。

ゴミの袋に首を突っ込んでいるロッキー
「やめろロッキー」
注意したところ..

「ワンワン。」
噛まれた。

血が出てきた。
痛くて指が曲がらない

ロッキーは困ったような顔で
こちらを時々見てている

...
まだ僕らは気まずい空気の中で
暮らしている

ふと気づいたこと...

草むらで
ひときわ目立つ花...

咲く場所によって
花は目立つ..

人も同じかもしれない
これは使えそうだ

何に使えるかが
わからない

小泉さんではないけれど...

いつも案山子が見ている
稲刈りが終わるまでは大活躍?

ただすずめは防げても
風は防げない

稲はよこたわり
隣の田の稲はちゃんとしている不思議...

案山子もいろいろ
人生もいろいろ...

雨の日曜日...午後のひととき

のんびり時間が過ぎていく
ロッキーは寝ている

あの精神性はうらやましい
いつも何かに追いかけられているみたいな

僕の休日は
やっぱり落ち着かない

いつも何かをしているし
いつも何かを悩んでいる

大空を行く鳥のように

最近はなぜか
鳥の写真ばかり撮っている

あの大空を飛ぶ姿は
とても気持ちがいい

自分が飛んでももいないのに...

僕は高所恐怖症
ビルの5階くらいに行くと下を見られない

その点でも鳥は尊敬する

鳥は自由に空を飛ぶ。

うちにも放し飼いのインコのQちゃんがいて
酉年に家に来て次の酉年まで13年くらい生きていた

ロッキーが家に来てからも
二年くらい生きていた。

インコはよく物まねをした。
電話の呼び出し音の真似にはまいった

あまり似ていて
受話器をとろうとしたくらい。

ロッキーと行く散歩道の
土手に埋めてやった。

そこには野バラが毎年咲いている。