coco ノート

ロッキーと行く
不思議な空の旅...♪

あの日のロッキー、<2013年7月>

2017年07月31日 07時14分14秒 | Photo diary


夕方 7時、
「散歩に行こう。」

「ワンワンワンワン...。」
嬉しそうに飛び跳ねて

グルグル回るロッキー
外はもう暗くなりかけていて

歩いている人なんて
誰もいない

トンビもカラスも
散歩の犬も ...



  ☆****☆



人の一生と犬の一生
夢中に生きても

退屈して生きても
同じ一生...

ロッキーは窓辺の
自分の場所で

いつも眠っていた
幸せを噛みしめながら



  ☆****☆



医者へ向かう
不安そうなロッキー..

あの頃は よく医者に
行っていました

「ぅわっ、」高額支払い..
そして今は

医者へしょっちゅう行っている僕
やっぱり 高額支払い..

「ぅわっ、わっ...」

      
      「大変だね。」

色々とありました。

2017年07月29日 15時30分57秒 | Photo diary


この土地へ越してきて
びっくりしたのが

12月28日~30日の三日間
消防の人たちが回ってきて

「ごよーじん。カシャン!!」
大きな声と音、

金棒でも地面に
たたきつけているのか..?

凍てつく風の中
響く声と音...

「ワンワンワンワン...」
そしてロッキーが怒り出す

「ダメだよ。ロッキー、」
「ワンワンワンワン...」

  ☆****☆



2012年の夏、
ロッキーはまだ元気で

五時に起きて
僕らは朝の散歩へ...



道には花が
いっぱい咲いていて

懐かしい
思い出もいっぱい



ロッキーは風のように
素早くて まるで

「朝青龍みたいな奴だな」と
思ったり



散歩道に
大きな岩がありまして

ロッキーをそこへのせると
複雑な顔をしていました



 「早く、おろせよ。」

あの日の散歩道..。

2017年07月26日 11時23分57秒 | Photo diary
  

アメドラへ薬を買いに行った帰り道、
そこはロッキーと毎日歩いた道、

突然、涙がこみ上げる
ギンギンの夏の太陽が

照りつけていたら
きっと悲しくはならなかったのかな...

  

  ☆****☆

この道には思い出がいっぱい
急に雨が降り出して走ったり

突然ロッキーが
痙攣を起こしたこともあった...

カーブを曲がりきれずに
田んぼに落っこちて泥だけになったり..

  ☆****☆

でも この道を歩いたのは一度だけ
ロッキーがいないと

やっぱりダメですね
僕は...

  

病院にて。7月21日

2017年07月22日 10時15分52秒 | Photo diary


梅雨も明けまして
暑い日が続いております

僕は目がチカチカして
物が見えにくく

これも抗がん剤のせいかと
医者に話すと

「目に悪い薬は入っていません。」
「ん、年かな....?」



  ☆****☆

血液検査の結果
腎臓の数値は今回も悪く

結局薬を一種類に減らして
投与することになりました

「腎臓は一度悪くすると
なかなか回復しませんよ。」

「水分をしっかりとってください。」
そう言えばこの頃オシッコがあまり出ない



  ☆****☆

今回のギャラリーは
通院患者「Y」さんの作品、

やっぱり絵画はいいな
心が洗われる...



  ☆****☆

薬が一種類に減らされて
点滴の時間も早く

「終わりましたよ。」
「えっ、ありがとうございました。」



うとうとしながら
「支払いも半分かな...」と思ったら

「うわっ、」
「いつもと変わらない」

しっかり目が覚めました
たくさんの一万円札に別れを告げて

僕はすっかりうなだれて
病院を後にするのでした


あっつーい夏がやってきた。

2017年07月14日 20時20分26秒 | Photo diary


室温29℃
ロッキーが居たら大変、

「ハーハーハーハー、」
「苦しいよ。」

きっと 大騒ぎをしているだろうな..
僕は暑いのは意外と平気、

エアコンとか扇風機がダメ..
ロッキーはエアコンが大好き

いつもエアコンのある部屋で
気持ちよさそうに寝ていました

僕は隣の部屋で
戸を少しだけ開けて



うちわでパタパタ
思い出しますねあの夏の日を

「アイス食べようかな..」
僕が言うと僕より先に

冷蔵庫の前にきている
やっぱり彼は言葉か分かる...?



「裏の庭木爺さん。」の巻。

2017年07月13日 10時05分51秒 | Photo diary
  

朝早くから、夜遅くまで
チョキチョキチョキチョキ...

雨の日は傘を差して
夜は懐中電灯を持って...

チョキチョキチョキチョキ...
もう誰にもとめられない

すると奥さんが大きな声で
「あーたー、ご飯よ...。」

昔見たテレビドラマ
「奥様は魔女」の

隣に住む
老夫婦みたい

  ☆****☆

そんな頑張り屋の
裏の爺さんも亡くなり

これで静かになるかな...と
思ったら

今度は息子が日曜日になると
ラジオを大きく鳴らして

「チョキチョキ」をはじめたのです
「あら ららら...」

そして三回目の夏、
今年は土蔵という

僕には逃げ場所があるし
そろそろ始めるのかな...と思っていたら

木は伸び放題、
何もしない

「あらら、」
どうしちゃったんだろう...?

  

雨音に起こされた朝。

2017年07月13日 07時32分12秒 | Photo diary
     

夢の中で
僕は婚礼の写真をプリントしている

ここは見覚えのある現像所
それも忍び込んで

ドキドキしながら...
プリントをしている...?

  ☆****☆

すると突然
今の年になって

「うそだろ、これはきっと夢だ。」
信じようとしない自分..

でも目がさめて
あせった 

「現実だ。」
僕は浦島太郎か..

そんなに いいこともなかったし
玉手箱も開けてないのに...

もしかして
ロッキーはカメだったのかな..

  *****
           ++++++++

ロッキーと僕の終わらない夏。

2017年07月12日 19時04分07秒 | Photo diary
   

午後7時、
涼しい風が吹いてきた

ロッキー、散歩に行く
「ワンワンワンワン...」

  ☆****☆

最近はすっかり
絵も描かなくなって

楽しみと言えば
お相撲ぐらい...

ロッキーとよく遊びました
「ハッケヨイ、ノコッタ、ノコッタ」

ロッキーはすぐに手をついて
「ロッキーの負け、」と言うと

怒っていたっけ、
夏は暑くて大変でした

  ☆****☆

冷たい秋風が吹く頃
死んでしまったロッキー

でも 夏が来ると
いつもの場所にロッキーがいて

僕を見て
笑っているんです


蚊が飛んでいる。

2017年07月11日 11時21分11秒 | Photo diary
   

暑い日が続いていますが
土蔵の中は温度が5℃くらい低くて

快適、のはず..ところが、
新しい問題も・・

蚊がもう三日まえから
居座っておりまして

一度、不運にも刺されました
蚊取り線香をずっとたいて

乾電池の金網みたいなのでとろうとしても
動きが早い上に 突然消えるんです...

信じられないくらい素早くて
かくれんぼがうまい 蚊なんです

 

病院にて。7月7日

2017年07月11日 05時07分12秒 | Photo diary


七月七日
採血検査の結果

腎臓の数値に問題あり
抗がん剤の投与は中止、

そのまま
早ーい お帰りに...

☆****☆

一ヶ月ぶりのギャラリーは
絵画でも写真でもなく



不思議な作品・・・
芸術もいろいろ..



松ぽっくりかな
どんぐり....?



これも なかなか
「難解..。」



あちこちに
「手を触れないでください。」

でも 触れる人、
いるのかな....?

そう言えば小学校の時
触れようとしたら

後ろに教師がいて
怒鳴られてびっくりして逃げたら

追いかけられた..
あの教師、矢島先生って言ったっけ ...


暑い僕らの夏が行く。

2017年07月10日 10時17分18秒 | Photo diary
  

室温は32℃
昨日も暑かったけど今日も大変かな..

こんな暑い中で
僕らは暮らしていました

ロッキーは汗をかかない
舌をだしてハーハー..

いつもの場所で
苦しそうにしていました...

  ☆****☆

ロッキーが角膜を傷めて
目薬をさそうとすると

嫌がって抵抗する
「メンメ、パーパーしたらウンマあげるよ。」

なぜか赤ちゃん言葉で
僕が言うと

おとなしく..なったロッキー
分かっていたのか、いないのか

とりあえず、
僕の作戦は成功したのでした


    「ウンマ、頂戴。」

「本を買いました。」の巻。

2017年07月05日 18時33分00秒 | Photo diary
  

また 一ヶ月が過ぎて
あさっては 10回目の抗がん剤治療

痛い注射が僕を待っています
これだけは何回やっても慣れません

  ☆****☆

更に痛い、高額の支払い
なのに 1400円の本がなかなか買えない僕、

今回は思い切って
買いました

ただ 老眼で
文字がよく見えません

なので、ダイソーで ×2.0の
老眼鏡を買うと

強すぎるのか
くらくらしてやっぱりよく見えません

  ☆****☆



僕は平均体温が低くて
35.5℃

学生時代はこれで苦労しました
風邪を引いて体育を休もうと保健室へ行くと、

熱があるのに
「37℃、大丈夫だ、たいしたことない。」

ただ この本を読んで気づいたのですが
体温が低いと免疫力が無いんですね

  ☆****☆



怖い、食品添加物
外国では禁止されているのに

日本では禁止されていない
いちいち見ては 買いませんし

何がやばいのか 名前も
僕はよく知りません



  ☆****☆

食べ物はとても大切ですね
売れ残りの半額弁当と

85円のパンを半額で買って
喜んでいてはいけないと反省させられました




白米はダメなのか
とりあえず野菜をたくさん食べて

できるだけ運動をしてよく眠り
ストレスがないように...

早めに土蔵に逃げ込んで...
・・暮らします



「ネコの思い出。」の巻。

2017年07月03日 18時27分42秒 | Photo diary
 

その頃、僕は二十歳で
いつものように

仕事に出かけようとした朝、
祖母が亡くなったという知らせが届きました

  ☆****☆

小学校時代の六年間、
両親とはなれて暮らしていた僕は

祖父母に育てられました
明治の人なのでセンチが分からない

運動会の日の丸を作るから
30センチの葦をもって来るように言われて

祖父に言うと1mの葦を渡されて
登校途中、みんなよりも長いな.....

ちょっと不安な僕、でも 忘れてきた者が居て
「丁度いい。」と教師が30センチに切ってくれました

  ☆****☆

祖母が突然亡くなって
可愛がっていたネコが残されました、

母はネコはなつかないから
捨ててくるようにと僕に言うから

言われるままに
祖父と車で遠くへ捨てに行きました

車から降りて袋から出すと
ネコは、そのままどこかへ走っていったけど

  ☆****☆

今も思い出すあの日のこと
なんて可哀想なことをしたんだろう

飼い主が急に居なくなって
不安だっただろうに...

「ごめんね。」

 ☆ *******