
自転車道から
降りてくるロッキー..
この頃は
毎日行っていたのに

ある日突然
行かなくなった
わけを聞いても
「無言..。」

☆****☆
寒い夜、ロッキーは
僕のホッペを「ペロッ、」となめて
僕が「ゥわっ、」
顔を引っ込めると..
その できた隙間から
布団へもぐりこんでくる

☆****☆7
ロッキーは
言葉をしゃべった
明け方の、いつもの寝言..
聞いたことの無い言葉..
英語でもないし、フランス語でもない
僕は宇宙語と言った

☆****☆

散歩道にいつもいた
セグロセキレイ
ロッキーがすぐ近くまで行っても
逃げない
不思議な鳥
もしネコだったら危ない..?

夏はアスファルトが
焼けているから
朝の散歩と
夕暮れ散歩

とくに夕方は
気持ちがいい
突然出会う
涼風...

2011年
さよなら夏の日..
まるで花火のように
消えてしまった
