「やだよ僕・・・。」

お昼近くに
散歩に出かけて

間もなく
パラパラと雨...

「帰ろう、ロッキー」
「・・・・ッ」

帰りたくない
ロッキー

「おはようございます。」

まだ眠たいのか
トボトボ...

すぐにまた
部屋へかえって

ゆっくり寝なおす
ロッキー..

梅の花が咲きました。

雪の舞う
静かな朝に

ひっそり
梅の花が咲きました

そして長かった
冬が終わる

飛ばされないように。

それと
やっぱりこの風..

ロッキーは
傾きながら...

僕は家も人生も
傾きながら..

ぶらロッキー。

決して急がず
あっちを見たりこっちを見たり

天気はまた
下り坂かな..

それにしてもよく変わる
やっぱ春ですか?

夕暮れ散歩道♪

いろいろあるけど
嫌なことは気にせずに

良いことだけを
心にとどめて..

生きて行こう
しなやかな風のように

日が長くなりました。

朝、七時半から
夕方五時半まで..

一日中
お葬式..

やっと出かけた
夕方六時の散歩道

今日はお葬式。

朝の光の中を
駆けるロッキー

今朝は寒くて
起きるのが大変..

寒い朝に。

礼服を着た僕を
妙な顔で見ているロッキー

「いつものヨレヨレの服と違うぞ..?」
「・・・・・。」

なにを感じているの
かな..

日曜日の朝に。

とても寒い朝
ロッキーの毛皮があったかそう

起きたてのロッキーは
やっぱり不機嫌そう..

一日。

毎日毎日
走ることが幸せ

同じような
でもまったく違う一日

怪我をしたり
治ったり

雪が降ったり
風が吹いたり

人が生まれたり
また亡くなったり..

そんな中を
僕もロッキーも生きている

三月もあと五日。

十二時半の
散歩道...

突然、雪が
すぐそこまでやってきた

もう三月も
終わるというのに...

快調なロッキー。

ロッキーは
調子がいいみたいで

体のキレがいい
あの朝青龍の動き..

顔も
少し似ている!?

また、雪でした。

昨夜は10時に寝て
一時に起きちゃって

朝まで生テレビなんて見ちゃって
三時半にまた寝て

七時に起きたら
外は白い雪...

そんなことがありました。

ロッキーは
今日も笑顔で

自転車道を
走っています

ふと思い出す
暇をもてあましたおじいさんが

僕らの後を
ついて来たあの日のこと...