武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

たびたびの、旅 その2

2006年08月12日 07時26分45秒 | Weblog
八月に入ってから、計3泊の旅、いろんなことがありましたが、4日目のことを書きます。

早朝から、熊野古道を歩き、熊野大社に出、那智の瀧へと向かいました。この瀧は、何故か以前から、どうしても行きたい場所でした。大社から遠く眺める瀧は、緑の山々に埋もれて、静かでした。近くに!もっと近くに!水蒸気(というのかな?水しぶきではない)を肌に感じるところに立つと、まるで瀧にいだかれているような感覚になります。近くで見るその姿は、大蛇のよう、いえ、もっと大きな、悲しみ叫んでいる、龍のようでした。あら?サンズイを付けると、瀧なのね?
急流には、龍が棲むのかしら。龍のような姿の瀧ばかりではないはずだもの。群馬県の吹割の瀧は、やはり素晴しかったのだけれども、龍のイメージは湧かなかったなあ。(まるで、ナイアガラのような、瀧でした。最近訪れた人が、水量が少なくなった、と嘆いていました)

つづく





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