武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

桃の花が、ほぼ満開(汗)

2007年02月26日 17時38分39秒 | Weblog
なぜ(汗)なのか。
早すぎる開花に驚いて、ああ、そんなに暖かいのだ、と温暖化を実感するとともに、こんなにたくさん咲いていることに気がつかなかった自分自身に、(汗)したのです。

心が、ここにない。
ふわふわと、浮いている。
空の向こうばかりを見ている。
雲の形が気になり、鳥や猫の鳴き声に意味を求める。
人の言葉が雑音になり、口の動きにだけ、興味をひかれる。

現実の世界と、夢の世界が、曖昧になることは、ありませんか?

夢の世界を引きずったまま、あるいは、現実の世界を引きずったまま、行ったりきたりしてしまい、自分はいったい、今どこにいるのだろうかと、分からなくなってしまうことがあります。
境界線がなくなって、ほどよい位置にいる時に、それは意外と頻繁にあるのですが、居心地のよさに酔っている…。少しでもずれてしまった時の苦しさも忘れてしまうほど。

語りの会で、語ってきました。
私を囲んで、という名目で食事をごちそうになりました。

最も苦手なこと。

何年経っても、慣れないのだろうな。

帰宅して、桃の花に気付きました。
ああ、そういえば昨日、蕗の薹を踏んづけたんだ、と思い出し、申し訳ない気持ちになりました。とは言いつつも庭を眺め、空を見上げていると、ホッとします。
今私のいるところがどこであろうと、そんなことはどうでも良いことと、茜色に染まり始めた空を眺めていると、そんな気持ちに傾きます。夢の世界に、どっぷりとはまり込んでいるのだな。
なるように任せる。流れるままに、雲のように。せめてこの瞬間の夢の世界で。

深呼吸。
コメント
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