武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

いよいよ、マイ音響装置を使った朗読…二人会で。

2012年10月16日 11時40分14秒 | Weblog

千葉県成田市にあるサウンドハウスの展示室で、オーディオの相談や視聴などができると聞いて、出かけてきた。

好きな人なら、日がな一日遊んでいても飽きない施設だろう。ミュージシャンっぽい若いグループが「観光」のようにはしゃぎながら楽器を鳴らしたり、団塊世代のおじさんがエレキギターの試し弾きをしていたり、作業服のおじさんたちがうろうろ見てまわったり…。

そして面倒くさいおばさん二人が、相談です!これはどうして?ほかのはないの??と、忙しそうなお兄さんを占領し半日面倒をかけた。

大騒ぎの果てに購入した音響セット。

アンプ付スピーカーとミキサー、マイクスタンド、マイク、コード類、台車…持っているお金をぜんぶ使った。

マイクは、ダイナミックマイクを1本持っているので、もう一本、コンデンサーマイクを購入した。

マイクやスピーカーによって、こんなに声が違って聞こえる!ただもうびっくり。

 余談:おばかなおばさんは、コンデンサーマイクのことを、つい「コンデンサーミルク」と言ってしまい苦笑いされた(>_<)

 

購入は、した。しかし、重い。20キロはあるであろうこの機材を、エレベーターのない4階の我が家まで運ぶ体力が、いつまであるか。

このセットを台車に載せて、電車で移動することができるかどうか。

ますます体を鍛えねばならない。

 

家で、つなぎ方の練習をした。

コードを巻きながら、ミキサーをいじりながら、なんだかとても懐かしい気持ちになった。

昔々山内雅人先生のもとで朗読の勉強をしていたころ、音響準備や撤収の手伝いをよくしたものだった。ミキサーのお兄さんの仕事を、よく観察もしたものだ。懐かしいな。すっかり忘れていたな。ミキサー室で、あれこれ操作したこともあったんだっけ。昔々…。

 

そうです。すべて昔々なのです。

ですから、今度の二人会で、きちんと音を出せるのかどうか、不安です。

ま、相方がいるから、大丈夫かぁ^^)V 丸投げですね。ふふ。

 

二人会inガス燈:20日土曜日15時開演で、中島敦特集です。

相方の柿原智恵子は『山月記』を、そして武順子は『文字禍』を読みます。

 

ぜひぜひお出かけくださいませ。

そして音響がうまくいったら、ほめてください!!

来年の今頃は、腕のちからこぶ自慢をしているかもしれない自分を想像して思わず笑ってしまった。

 
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