朗読をする際、一番重要で一番難しいことが
「呼吸」と思われます
間の取り方だって
呼吸ひとつで死に間になっちゃう
時間の経過も場所の移動も
息遣い次第
私を含めて
長年お付き合いのある生徒さんたちも
ともに年を重ね
だんだん
文節ごとに息継ぎをしたくなる
疲れてしまったりもする
息継ぎしつつも文がつながるように
ぶちぶちと途切れないように読むためには
どうしたらいいのか
自分ができたとしても伝えることの困難
生きている限り呼吸は欠かせないのに
うまく扱うことは難しい
息遣いひとつで
よくもなり悪くもなって
ちょこっと集中力が途切れた途端に
がらがらがらと崩れてしまって
一筋縄ではいかない
朗読してるって言ったって
別にプロになるわけじゃないし
でも
できそうもないようなことを
できるようになったら
嬉しいものです
あとちょっとのコツで
もっとなだらかに読めるはず
どうやったら長い一文を
まるで息継ぎしていないように読むことができるか
工夫してほしいなと思う
お手伝いをしながら
うまく伝えることができずもどかしい
ちょっとしたコツ
いっぽうで
この「ちょっとした」ことを
もう何十年もかけて
試行錯誤しつつ格闘している私
できないうちに体力がなくなってきて
悩ましい
若いころにはすんなり読めていたはずの長文
長文を制覇できたときの嬉しさが
朗読を続ける喜びでもあった
これからは
さてどのようになっていくのやら
お仲間とともに
考えていこうと思います
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