武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

京都法然院にて ~賢治へのオマージュ~ 

2012年09月30日 09時29分03秒 | Weblog

昨日のきくみみ会、予想を上回るお客様がいらしてくださり、無事終えることができました。

福島の詩人内池和子さん、自作の「漂流する秋」とその他の詩を数篇読まれましたが、静かな読みの中に込められている怒りや悲しみが、私たちの耳から心へと、お灸をすえられているように、じんわりと伝わり心の芯が熱くなりました。ひと言ひと言が、私の体と心に作用しました。

 

さて、今週末は、法然院での朗読会。

 

方丈の間の舞台セット。開演は6時半ですので、幻想的な雰囲気の中での朗読です。

 

武は、『なめとこ山の熊』を読みます。

3連休の初日です。京都観光を兼ねて、お出かけくださいませ。

 

 

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6 コメント

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チェックしてませんでした (あべひろえ)
2012-09-30 19:10:06
法然院からお知らせ頂いていたのに
チェックしてませんでした・・
今回もちょっと都合つかなさそうです。
残念・・
法然院は何度も歌わせて頂いていて大好きな場所です。
いい夜になりますようにー
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Unknown (ねこまくら)
2012-10-01 08:10:02
ひろえさん。いつもお気にかけてくださり、ありがとうございます。今回は、夕方からの公演で、泊りです。翌日、エイコンズビレッジに寄ってみたいな…。お忙しいのかしら?
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なめとこ山の熊 (佐々木伸行)
2012-10-09 15:16:50
 法然院で朗読を聴かせて頂いた、花巻出身の者です、少年時代をこの物語の舞台と言われている、豊沢で過ごしました。

 貴朗読に、しばし故郷へいざなって頂きました。

 昭和36年にダムが完成し、水没を免れた方々も昭和41年に去り、人の住まない里になってしましたった故郷です。

 小学生の頃は小十郎のモデルとされている、猟師さんが熊を獲ってきていました、解体するところなどを見に行ったものです。

 また、中山街道を表したあたりは、全く実在の風景そのものだったのです。

 花巻弁の「じゃ・・・」は他では聞いたことが無く、感嘆詞になったり、呼びかけになったり、方言の難しいところと思いますが、法然院の荒物屋の旦那は実に自然に使っていました。

 昭和34年花巻を離れ、以来帰ることの少ない故郷です、素晴らしい朗読を、
 有難うございます。 
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ありがとうございました! (ねこまくら)
2012-10-13 20:13:54
佐々木さま。コメントありがとうございます!

終演後、佐々木さんのお話をもっと伺いたいと思いながら、知り合いとの再会に気を取られ、気づいたらいらっしゃらなかったので、とても悲しく残念に思っていました!私は4年ほど前に、豊沢の近くの「鉛の湯 藤三旅館」を拠点になめとこ山めぐりをしました。こないだも、ちらりと言いましたが、なめとこ山といわれる山や大空滝といわれる滝も行きました。豊沢にもマタギがいたそうですね。女は解体を見せてはもらえないそうです(これは山形のマタギの話)。熊は神でもあります。熊にとって小十郎もまた神だったのかもしれません。喜んでいただいて、とても嬉しいです。ありがとうございました。
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Unknown (片田尚孝)
2012-10-14 00:24:40
まだ心はむささび寺にあります〈笑〉

武さんが実り豊かな 心豊かな秋をお過ごしになられますように
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Unknown (ねこまくら)
2012-10-14 16:46:09
片田さん。コメントありがとうございます。

ほんとうに不思議なお寺です。演じるものを夢の中に誘いますね。
かさかさした現実の世界に、いつも馴染めずにいます。狭い世界に棲んでいると、なかなか心豊かにはなれそうもありませんが、できるだけ静かな秋冬を過ごしたいと思います。
片田さんは、お元気で!
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