昨日のきくみみ会、予想を上回るお客様がいらしてくださり、無事終えることができました。
福島の詩人内池和子さん、自作の「漂流する秋」とその他の詩を数篇読まれましたが、静かな読みの中に込められている怒りや悲しみが、私たちの耳から心へと、お灸をすえられているように、じんわりと伝わり心の芯が熱くなりました。ひと言ひと言が、私の体と心に作用しました。
さて、今週末は、法然院での朗読会。
方丈の間の舞台セット。開演は6時半ですので、幻想的な雰囲気の中での朗読です。
武は、『なめとこ山の熊』を読みます。
3連休の初日です。京都観光を兼ねて、お出かけくださいませ。
チェックしてませんでした・・
今回もちょっと都合つかなさそうです。
残念・・
法然院は何度も歌わせて頂いていて大好きな場所です。
いい夜になりますようにー
貴朗読に、しばし故郷へいざなって頂きました。
昭和36年にダムが完成し、水没を免れた方々も昭和41年に去り、人の住まない里になってしましたった故郷です。
小学生の頃は小十郎のモデルとされている、猟師さんが熊を獲ってきていました、解体するところなどを見に行ったものです。
また、中山街道を表したあたりは、全く実在の風景そのものだったのです。
花巻弁の「じゃ・・・」は他では聞いたことが無く、感嘆詞になったり、呼びかけになったり、方言の難しいところと思いますが、法然院の荒物屋の旦那は実に自然に使っていました。
昭和34年花巻を離れ、以来帰ることの少ない故郷です、素晴らしい朗読を、
有難うございます。
終演後、佐々木さんのお話をもっと伺いたいと思いながら、知り合いとの再会に気を取られ、気づいたらいらっしゃらなかったので、とても悲しく残念に思っていました!私は4年ほど前に、豊沢の近くの「鉛の湯 藤三旅館」を拠点になめとこ山めぐりをしました。こないだも、ちらりと言いましたが、なめとこ山といわれる山や大空滝といわれる滝も行きました。豊沢にもマタギがいたそうですね。女は解体を見せてはもらえないそうです(これは山形のマタギの話)。熊は神でもあります。熊にとって小十郎もまた神だったのかもしれません。喜んでいただいて、とても嬉しいです。ありがとうございました。
武さんが実り豊かな 心豊かな秋をお過ごしになられますように
ほんとうに不思議なお寺です。演じるものを夢の中に誘いますね。
かさかさした現実の世界に、いつも馴染めずにいます。狭い世界に棲んでいると、なかなか心豊かにはなれそうもありませんが、できるだけ静かな秋冬を過ごしたいと思います。
片田さんは、お元気で!