武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

また最初から・・・東江寺では『身毒丸』を読むことになりました☆

2016年04月21日 16時52分55秒 | Weblog

このところのドタバタで、大変申し訳ないことになってしまい

ご心配をおかけしました。

恥ずかしくもあります。

でもだからといって、ただ立ち止まっているのは好きじゃありませんので、これからのことを

懸命に考えました。

その結果

また最初から、やり直せばいいのだ。

そう考えました。

まずは5月28日

このブログ「ひとり語りのひとりごと」から

「武順子 ひとり語り」として

折口信夫作『身毒丸』を読むことにしました。

この作品は、10年以上前に、読んでいたものです。

深川のそら庵でもこれをかけたことがありました。

白楽のギャラリーで、隔月に読んでいた作品でもあります。

毎月一度、『刺青』と『身毒丸』を交互に読んでいました。

白楽では、お客様がだれもいらっしゃらない日が

たくさんありました。特に最初の半年は、ひとりきりで

白い壁に向かって語ったものです。

今は亡きギャラリーのおじさんが

終演後にビールをご馳走してくれました。

今日も誰も来なかったねえ。いいよ。飲みなよ。

 半年経ってようやく、ぼちぼちといらしていただけるようになりました。

ぱらぱらと台本を読み直してみたら

すっかり忘れていました。

ほおっといて、ごめんね。

これも最初から、やり直し。

 

懐かしい作品です

5月28日まで、ひと月とちょっと

 

明空風堂‘16 武順子ひとり語り

― おまへにはまだ分かるまいがね ―

『身毒丸』

折口信夫作

2016年5月28日(土)午後3時開演(開場午後2時30分)

於:東江寺本堂(東京都渋谷区広尾5-1-21)

東京メトロ日比谷線 広尾駅下車2番出口よりお散歩ロードを通り抜け突き当りの山門を入って、右。

木戸銭:2000円

お問い合わせは・・・武順子のフェイスブックなどSMSのダイレクトメールでお願いします。

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とてもとても残念なのですが... | トップ | 『身毒丸』のこと。チラシも... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2016-04-21 19:32:27
私もね、最初にお稽古した作品を去年十余年ぶりに稽古にかける機会を得ました。
そしたら、物語の中に見えるものが少し増えてた。
そのころ受けた駄目だしも“そうか!”と少し深く理解できた。
朗読はなかなか上手くならないけど(駄目じゃん!)、
人間としてはそれなりの時間を過ごしてきたのかも♪・・・とちょっと嬉しく思いました。
自画自賛へへへ。
(・・・って長々とスミマセン・・)

身毒丸って折口信夫だったのですね・・・(無知
予定が重なってるけど、武さんの身毒丸聴いてみたい・・・・
返信する
Unknown (Unknown)
2016-04-22 17:36:51
風さん

コメントありがとうございます!

身毒丸は、高安伝説という説教のひとつで、蜷川演出のは、たしか寺山修司だったような気がします。あらすじもずいぶん違うみたい。あとはね。三島由紀夫の「弱法師」も同じ話です。

武は、人間としては成長していないね。情けない~と思います。
朗読していると、年を重ねるのが嬉しいんだよね。

またいつか聴いてね
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事